「最近、疲れやすくなった」と感じるみなさんへ。それは弱くなったのではなく、疲れに気づけるようになったのかもしれません

「最近、疲れやすくなった」と感じるみなさんへ。それは弱くなったのではなく、疲れに気づけるようになったのかもしれません

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コラム
 「最近、疲れやすくなった」と感じているみなさんへ

「最近、なんだか疲れやすくなった」

「昔はもっと頑張れたのに」

「前だったら、これくらい平気だったのに」

そんなふうに感じることはありませんか?

そして、疲れていること以上に、

「こんなことで疲れる自分はダメだ」
「体力がなくなったのかな」
「もっと頑張らないと」

と、自分を責めてしまうことはないでしょうか。

でも僕は、少し違う見方もあると思っています。

もしかしたら、

疲れやすくなったのではなく、以前よりも「疲れている自分」に早く気づけるようになったのかもしれません。

僕自身、以前はかなり無理をしていました。

仕事が大変でも、
人間関係で気を遣っていても、
心や体がしんどくても、

「まだ大丈夫」
「これくらい普通」
「みんな頑張っているんだから」

そう思って動き続けていました。

今振り返ると、疲れていなかったわけではありません。

疲れを感じる余裕がなかったり、疲れていることを認めようとしていなかったりしたのだと思います。

そして、限界まで頑張ってしまう。

あるところまでは普通に動けるんです。

でも、その状態を続けていると、

ある日、ドーンと動けなくなる。

そこで初めて、

「僕、こんなに疲れていたんだ」

と気づく。

そんな経験をしてきたからこそ、僕は今、早めに疲れを感じることを悪いことだと思わなくなりました。

たとえば、以前は疲労が100まで溜まらないと気づけなかったとします。

80になっても、
90になっても、

「まだいける」

と頑張ってしまう。

そして100を超えて、ようやく休む。

でも今は、50くらいの段階で、

「今日、ちょっと疲れているな」

と感じられる。

70くらいになったら、

「今日は予定を減らそうかな」
「少し横になろうかな」
「早めに寝ようかな」

と思える。

これは本当に「弱くなった」ということなのでしょうか?

僕はむしろ、

自分の状態を以前より感じられるようになった

とも考えられると思っています。

もちろん、強い疲れが続いていたり、いつもと明らかに違う状態があったりする場合には、無理をせず医療機関などに相談することも大切です。

でも、疲れを感じたというだけで、

「自分は弱くなった」
「以前の自分よりダメになった」

と決めつけなくてもいいと思うんです。

僕は今、自分の体調を感じるために、

「今日の自分は何点くらいかな?」

と考えることがあります。

80点なら、いつも通り動けるかもしれない。

60点なら、少し予定を減らしてみる。

40点なら、今日は休むことを優先する。

正確な点数なんて分からなくても大丈夫です。

大切なのは、

自分の状態を感じようとすること。

そして、

「疲れているんだな」

と気づいた自分を責めないことです。

疲れは、みなさんの邪魔をするものではなく、

「そろそろ休んだほうがいいよ」

と教えてくれているサインなのかもしれません。

もし今日、

「最近、疲れやすくなったな」

と思っているなら、

すぐに昔の自分と比べなくても大丈夫です。

以前より頑張れなくなったのではなく、

以前より、自分の疲れに気づけるようになったのかもしれない。

そして、限界になる前に休めるようになってきたのかもしれない。

それも僕は、とても大切な変化だと思っています。

疲れたときこそ、

「なんでこんなに疲れるんだ」

ではなく、

「ちゃんと疲れに気づけたね。今日は少し休もうか」

そんな言葉を、自分自身にもかけてあげてくださいね。

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