「自分の強みって何だろう?」
そう考えた時、なかなか答えが出てこないことはありませんか?
「得意なことは?」
「人より上手にできることは?」
「周りから褒められることは?」
こう聞かれても、
「特にないな……」
「自分よりできる人はいくらでもいるし……」
と考えてしまう人もいると思います。
そんな時、僕がおすすめしたい少し変わった質問があります。
それが、
**「一生これをやっちゃダメと言われたら、何が一番苦しいですか?」**
という質問です。
たとえば僕の場合、
「これから一生、一つのことだけをやり続けてください」
と言われたら、かなり真っ青になります(笑)
僕は、新しいことを知ったり、興味を持ったことを実際にやってみたりするのが好きです。
以前は、そんな自分に対して、
「どうして一つのことを続けられないんだろう」
と考えることもありました。
でも、見方を少し変えると、
「新しいものに興味を持てる」
「まずやってみようと思える」
「変化を楽しめる」
という特徴でもあるんですよね。
もう一つ、僕にとって大きいのが、
**「人を応援すること」**
です。
もし、
「今日から一生、誰かを応援してはいけません」
と言われたら、僕は本当に苦しいと思います。
誰かが挑戦しようとしていたら応援したい。
悩みながら一歩進もうとしている人がいたら、
「いいと思うよ」
「やってみようよ」
「そこ、すごいと思うよ」
と伝えたい。
それができない人生を想像すると、僕にとってはかなり寂しいものになります。
一方で、
「一生海外旅行に行ってはいけません」
と言われたら、
「国内旅行で大丈夫です」
と思います(笑)
「一生お酒を飲んではいけません」
と言われても、それほど困りません。
もちろん、海外旅行やお酒が人生の大きな楽しみになっている人もいるでしょう。
大切なのは、どちらが良いかではありません。
**「自分は何を失った時に、一番苦しいのか」**
を知ることです。
強みというと、
「人より圧倒的に上手にできること」
を探してしまいがちです。
でも僕は、強みはもっと身近なところにもあると思っています。
誰に言われなくてもやってしまうこと。
気づいたら人にしていること。
時間を忘れて考えてしまうこと。
そして、
**「それを一生禁止されたら苦しい」と感じること。**
そこには、自分が大切にしている価値観や、自分らしい力が隠れているかもしれません。
もし一つ思い浮かんだら、そこで終わらずに、
**「なぜ、それができなくなると苦しいんだろう?」**
と考えてみてください。
たとえば、
「人の相談に乗れないのは苦しい」
のであれば、
人の話を聞くことが好きなのかもしれない。
気持ちを整理することが得意なのかもしれない。
誰かが安心することに喜びを感じるのかもしれません。
「新しいことができないのは苦しい」
のであれば、
好奇心、行動力、発想力、変化への適応力などにつながっている可能性もあります。
さらに、もう一つ質問してみてください。
**「その力は、これまで誰かの役に立っていなかっただろうか?」**
ここまで考えてみると、
「こんなの普通だと思っていた」
ということが、実は誰かにとって、とてもありがたい力だったと気づくことがあります。
強みは、特別な才能だけではありません。
むしろ本当の強みほど、本人にとっては当たり前すぎて気づきにくいものなのかもしれません。
なので、
「僕には強みがない」
「私には何もない」
とすぐに決めなくても大丈夫です。
一度、
**「一生やっちゃダメと言われたら、何に一番真っ青になる?」**
と自分に聞いてみてください。
そして、
「なぜ、それほど大切なのか?」
まで掘り下げてみる。
強みは、新しく作らなくてもいいのかもしれません。
**すでに持っているものに、自分自身が気づいてあげる。**
そこから、自分らしい働き方や人との関わり方、そして自分が本当に大切にしたい生き方も、少しずつ見えてくると思います。