四柱推命鑑定依頼者の態度( 比劫 · 食傷 · 財星 )

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占い

四柱推命鑑定をする上で最も重要なことは、相談依頼者の心理的な部分だ。

それは自分の運の流れとともに心理的な部分が自分の人生で成功と失敗を左右すると言っても過言ではないからだ。

四柱推命通変星による鑑定依頼者の態度(肯定的心理と否定的心理)を通変星の過多を基準に調べてみることにする。

◆比肩劫財の多い依頼者の態度

相談をする占い師の立場で最も気難しい相手だ。すでに答えを決めておいて相談を始める依頼者が多いためだ。

四柱推命相談は事実を知らせることも重要だが、依頼者と共感し合う部分も重要だからだ。

占い師は、鑑定依頼者の側に立って、依頼者がより有利な選択ができるように助けるだけだ。

窮極的に、その情報を聞いて実践するかしないかは、ひたすら鑑定依頼者当事者の問題だからだ。

占い師がどんなに良い忠告をしたとしても、それを受け入れ、認めて実践するのは鑑定依頼者だ。
(だからといって、依頼者の機嫌を取るような態度は困る。)

比肩劫財の多い依頼者たちは思い通りに生きている。

無官星まで重なれば、その症状はさらにひどい。

比肩劫財の多い依頼者はすでに決めておいて、その決定の同意を得るために占い師を訪ねてくる。

◆食神傷官の多い依頼者の態度

基本的に相談の雰囲気が和気あいあいとしている 。。人が素直で淡白なので、相談自体は楽だ。

食神傷官の多い人たちの考え方はすべてを努力で克服することができると信じている。

肯定的な考え方だからいいと言う人もいるだろう。しかし、ここにも問題はある。

人の人生は努力で克服できる部分があり、努力で克服できない部分が明らかに分かれる。


誰も同じだ。自分自身がいくらハンサムで、美人で、有能でも人は不完全な存在だから!

しかし、食神傷官の多い人々は不可能なことは可能だと言い張る人々だ。

無印星まで重なれば、その症状はさらにひどい。

それで食神傷官が多い人たちは占い師たちの助言は聞くが、そのまま「軽い参考事項」程度に思う。

真面目に聞かない。

食神傷官の多い人は考え方そのものが不可能ではないと考える。そこがその人の人生の両刃の剣になる。

◆財星の多い依頼者の態度

相談が一番楽だ。理由は占い師の言う意図を最もよく理解している人々だからだ。

概して率直で客観的な自分の姿を占い師に見せる。自分を包み隠そうとしない。

相談の核心は疎通だが、その疎通が最も円滑に行われる人がまさに財星の多い依頼者だ。

占い師が聞く前に自分の悩みを先に打ち明けるため、財星の多い依頼者は傾聴が重要だ。

財星の多い依頼者は自分の問題点をよく知っている。しかし、それを実践できない人たちだ。

日干無根まで重なれば、その症状はさらにひどい。

財星の多い依頼者には自分に対する確信を与え、できるという勇気を与えることが重要だ。

たとえその人の力量が多少足りなくても、できると話さなければならない。

そうしてこそ、その人が最善を尽くす。

困難に直面すれば適当な線で妥協する人がまさに財星の多い人たちだからだ。
自分の事とは関係のない余計な部分で自分のエネルギーを浪費する人たちだ。
財星の多い人は目を閉じて耳を塞いで生きてこそ成功する。
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