人は不安になると、白黒はっきりした強い言葉に惹かれやすくなるのかもしれない。
「〇〇が正しい」
「こう生きるべき」
「答えは最初から決まっている」
そういう極端な言葉は、迷いや不安の中にいる時ほど、不思議な安心感を与えてくれる。
先の見えない状況では、人は答えを欲しがるからだ。
昔は、「普通」の形が今よりずっと強い力を持っていた。
結婚。
家族。
性別ごとの役割。
年齢ごとの生き方。
そこから外れると「不幸」になる。
直接言われなくても、そんな空気を世間や周囲から感じながら、多くの人は育ってきたのだと思う。
もちろん、今もそれを人生の恵みとして素直に享受して生きる人もいる。
でも一方で、「幸せの形はもっと多様なのではないか」と感じ始める人も増えている。
洗脳が解けかけている時というのは、実はとても不安定だ。
今まで信じてきた前提が揺らぐ。
精神的な足かせが外れ、自由になれるはずなのに、逆に何を信じればいいのかわからなくなる。
だから人は時に、歪んだ幸せの形や、慣れ親しんだ不幸を受け入れてしまう。
そして、その不安はビジネスにもなる。
婚活。美容。自己啓発。スピリチュアル。
「このままでは幸せになれない」
「道を踏み外している」
「努力が足りない」
そんな恐怖や脅迫観念を刺激され続ければ、人はだんだん、自分自身の感覚を見失っていく。
だからまた、別の「正しい答え」を探したくなるのかもしれない。
易でいうなら、「43.沢天夬」のような流れに少し似ている。
古い圧力や滞りが表面化し、強くぶつかり合うエネルギー。
進化しようとする力を、後ろから強く引っ張り続ける人々がいる。
そのゴムを強いテンションで引けば引くほど、「引っ張る側」もまた、大きな負荷を抱えているのだと思う。
耐え切れず、ふっと手が離れた瞬間、その反動は、一気に遠くへ飛躍するエネルギーに変わる。
今の世相も、どこかそんな状況にあるように感じている。
時代が大きく揺れる時ほど、易は、不思議なくらい今の状況や運気の流れを映し出してくる。
自分では気づいていなかった、これから先へ進むためのヒントが見えてくることもある。
もし今、立ち止まりながら考えていることがある方は、良かったらご利用ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
あなたの幸せを願って…
Aja☆彡