今の省エネ基準の住宅やエアコンの今後など

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昨年から住宅の省エネ基準が引き上げられました。
一般にUA値として基準が設定されました。
低いほど、省エネ=断熱性能が良い、とされています。
この数値を低くするには、熱の出入りを減らすこと、保温時間を長くすることが必要になります。
そのためには、最も熱の出入りが多い個所を減らす必要がでてきます。

窓です。

窓を減らす、小さくすることが最速で簡単です。
そのため、最近の住宅には窓がとても少ないです。
開口部が少ないので、耐震性も向上します。
断熱性能は壁の効果で上がります。
良いことだらけ、に見えます。

ですが、私は違うと思います。
何が?
もう一つの性能を忘れていないか、という点です。
健康性能です。

開口部がない、換気は機械換気。
気密シートで覆うので、家の呼吸も機械換気頼り。
光が入る箇所が限定されるので、日照の代わりにLED頼り。

機械が正常に作動しているときは性能を維持できます。
しかし、劣化や故障してきたときに変わってきます。
機械換気は多くはフィルターで対応しています。
フィルターの清掃、取替をしない場合、目詰まりします。
すると、換気能力は落ちます。
換気ができないと、室内の空気は悪化します。

コロナが典型です。
換気が重要になります。

また、日照も重要です。
体内時計に影響するからです。
LEDの光だけの場合、植物の工場生産であれば良いかもしれません。
ですが人間の場合、太陽光が重要と思います。
人口的な光ではなく、熱などを帯びている太陽光が必要と思います。

現在の基準の住宅の場合、10年くらいは変化が少ないかもしれません。
これが15年、20年と経過していくと、色々な変化が生じるように思います。
健康面、特に精神面です。
「うつ」のような症状が多発する気がします。
体内時計の不調による、体調不良も考えられます。

家が原因で不健康になる可能性を検討するべきと思います。
今の基準はエネルギーしか見ていません。
健康面で被害が多発してきたら、はじめて基準を変えるように思います。
体調変化が出てきてからでは遅いと思います。

価格は高い、住むほどに体調を変化させる、一時的な温度変化には対応できるが、大きな健康面で悪化する、ように思います。

今の基準で作られた住宅は、これからテストとなります。
20年間かけて、どのような変化が起きるか、他人の資金と時間、健康を使った実験です。

新築の場合、選べません。
実験に強制的に参加させられます。
結果を知るころには年齢は20歳は高くなり、経済状況も変わっているはずです。
後悔することがあるかもしれません。
実験初期から中期、10年くらいは変化が少ないので気づかないかもしれません。

茹で蛙、理論です。
ゆっくりとした変化が続くと、気づかない。
気づいた時には茹で上がっている、深刻な状況になっている、可能性があります。

2027年問題としているエアコンも中止すべきと思います。
新規で販売するエアコンが制限されます。
もし、酷暑日が多発し、さらに悪化した場合、どうするのかです。
エアコンを設置すればいい、ではありません。

通常、エアコンは冷房運転の場合、今のエアコンでも外気温が45度くらいまで対応しています。
機種によっては50度まで対応となっています。
なっていますが、外気が45度になっていれば、室外機をその45度の温度で凝縮させることになります。

冷房の場合、室内機が蒸発→室外機で圧縮→凝縮→膨張という冷凍サイクルを行います。
室内の熱を外気で「冷やして、熱を放出して」凝縮します。
45度の外気で冷やすには、55度以上の熱を放出しないといけません。
それでも温度差は10度しかありません。
あとは高圧縮にしてエネルギーを放出するしかありません。

空冷の場合です。

おそらく、今後は空気で冷やす室外機では対応できないときが来ると思います。
当然、水冷が考えられます。
業務用なら30年以上前からありますが、家庭用に設置するとなると、水をどうする?がでてきます。
上水利用は水不足のときは無理です。
ビル等であれば、中水利用があります。

家庭用であれば、雨水の利用が考えられます。
雨水タンクの義務化も考えられます。
また、省エネという以上、電力使用量を減らさないといけません。
エアコン用に太陽光パネルが必要になるかもしれません。
多くの電力を使用する圧縮機用に太陽光で発電した電気を利用する、そのためには蓄電池も必須、のような感じです。

持ち家でスペースに余裕がある場合は物理的な設置はできます。
費用は別です。

共同住宅の場合、スペースはあるでしょうか。
バルコニーは、「避難」バルコニーが常です。
避難ができなくなるバルコニーでは無意味になります。
また、外部に設置するときに中水利用のための配管も必要になります。
「後付け」できるでしょうか。
多数の物件が、既存不適格になる可能性もあります。

どうにか設置できるようになたっとして、最難関は費用です。
2027時点で倍以上にエアコン本体価格があがります。
さらに高温対応使用や、使用電力低減設備が必要になると、設置したくでもできない人たちが多発するように思います。

しかも大災害が起きた時、避難所等に「新基準エアコン」しか設置してはいけない、となっている場合、無理と思います。
都合よく、災害時は・・・という例外を作り旧基準のエアコンの使用を認める、という通達が出るかと思います。
出すのは構いませんが、旧基準のエアコンが無い場合、付けようがありません。
海外製だと規格が合わない、電圧が合わない、設置できない場合もあります。
経産省は何を考えているのか、対策はあるのでしょうか。

価格を低く抑えた仕様がどれほど重要になるか。
使えることが必須の場合が増えると思います。
省エネという目先の利益しか見ない姿勢、歴史を知るべきです。

目先のことを優先させ、重要なことを後回しにしたり、考えようとしない。
一利一害、耶律楚材の言です。
「一利を興すは一害を除くに若かず、一事を生ずるは一事を省くに若かず」(原文:興一利不若除一害、生一事不若省一事)

まさに経産省に必要な言と思います。
いずれ政策、施策の撤回や変更があると私は思います。
誤りでした、とは絶対に認めないのが行政です。
先を見る、これが役人に必須の能力ですが、持ちうる人はいません。
だから、今の政策を行っています。

特に為政者に必要ですが、人気はあっても能力はない。
小泉郵政、民主党の震災、現政権の風見鶏、目先のことしかされていないと思います。

昨年のコメ騒動は忘れているようです。
次の石油、特にナフサに振り回されています。
そこに次の感染症などが来たとき、どうするのでしょうか。

酷暑の時に電気が不足する。
エアコン使用ができない。
水が足りない。
避難場所があふれている。

さて、どうするか。

各家庭で最低レベルでも発電できるようにしておくと、部分的なエアコン使用は可能になることもあると思います。
上下水の場合、電力がなければ使用不能です。
井戸の場合、多くは電気でポンプを起動します。
電力が必要です。
手動の場合、最低量だけの使用は可能というレベルと思います。
あるだけマシです。

2026年と2027年でエアコンの性能が劇的に良くなるわけではありません。
昭和レベルと比較すると、圧倒的に2026年までのモデルでも良いです。
冷房専用モデルもあるべきです。

冬は他の暖房で対応できます。
夏は冷房が必要です。
機能を特化し、価格を抑えている現在の冷房専用(冷専)は、避難所等に常備しておくべきと思います。

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