扉をあけて・・・

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 扉をあけた瞬間、わかった
 今日はイケる
 この娘なら大丈夫だ!
   今までの経験上、直感でわかる

時間はまだ昼の2時
 今日は天気がよかった
 花粉症のひとにはツラい時期で
 オレもすこし、花粉症


お互い、目が合い
相手の子は、少し気怠そうにも見えたが
愛想よく挨拶してくれた

「いらっしゃいませ~」
「中へどうぞ~」

透き通った
  きれいな声が響き渡る。。

オレは促されるまま、奥の部屋へと入っていく

室内は、南国風
少し薄暗く
真ん中にある高台の上に
マットレスが敷いてある

これからオレは

 ここで疲れを癒してもらう


まず最初にコースの確認だ
電話予約なので
そこで、希望のコースも伝えてあるが
気に入った場合
30分長くしてもらう

もちろん、今日もそうだ

こうするとセ〇ピも喜ぶ

しかし、初めての場合
 あんまり長いと
  ちょっとイヤがられるので注意が必要だ

そうだな、大体、90minくらいが標準だ

先払いなので、支払いをして
セラ〇が奥へ行っている間に
オレは準備をして
マットの上にうつ伏せで待つ

そう準備とは、衣服をね
  そうすることさ
もちろん、何もないのさ


数分して、セ〇ピが戻ってくる
おつりがあったので
「こちらに置いておきますね」
っと、そっとオレのカバンの横に置いた


オレの足元に立つと
 「それでは始めますね。」
  「よろしくお願いします。」

オレもそれに答える

まずは指圧から始まる
 足のウラから
  ふくらはぎ
 そして、ふともも、しり
 背中へとつづく

彼女の指は柔らかい
ほとんどタオルの上から抑えるのだが
時々、肌に直接触れると
気持ちがいい
オイルは使ってないけど
悪くはない

この時点では、まだ無言だ
独特の緊張感が漂う

オレもまずは、この沈黙を楽しむ
あせって、不用意な会話をすると
このあとの展開にひびく

だから、最初は黙っている
    オレはね♬
  他の人は知らないよ♪

指圧がひと通り終わったら
いよいよ、オイルだ
セラ〇にもよるが
香りをどうするか聞いてくる

ローズなど、色々あるが
 オレはいつも無香料を注文する

オイルも足の裏から
 ふくらはぎにかけての流れで
            始まる


そして、このあたりで
  ちょっとジャブを打つ
どんな子かを知るためだ

・ネイルを褒める
・ピアスもいい
・施工が上手であれば褒めてあげる
いろいろ方法はある

オレは、技術を褒めてあげた
「気持ちいいですよ。」
「あら、ありがとうございます。」
「ベテランさんですか?」
「まだ一年もやってないんですよ。」
「へー、じゃあ、センスがいいんだね。」
「そんなことないですよ~。」
少し照れた感じで答える

早口ではなく、ゆったりと答えてあげる
こちらも、癒してもらう立場だが
会話で、相手の子も癒してあげることが大事だ

そうすることによって
癒しパワーが、倍になって
自分に返ってくる

もちろん、癒してもらうだけでは
つまらない

障りのない方法で、様子をうかがってみる

今回は、オレのしりを施工しているところで
「おしり、好きなんですよ。」
っと言ってみた
抵抗があるようなら、
攻め方を考えなければならないが
「ホントですかぁ?」
「ちょっと長めにやりますか?」
などと、答えられたりする

そして、オレはもうひとつジャブを打つ
「おしりのマッサージ気持ちよくないですか?」
ここで、警戒するかどうか
すこしずつ試してみる

「うんうん、わかるよ~」
(よかった、セーフだ)
「オレも少ししてあげようか~。」
などとふざけてみる

「いやだぁ~。」
と照れながら、言うが
多分、まんざらでもないはずだ


オレはこういうトコロへ来ると
必ずお願いをすることがある
このタイミングでは
まだ、切り出せない・・・・・。



っと、まぁ
  とりあえず
    ここまでかな

みんな面白かったかな?
「え?あんまり?」

ま、ムリもないよね

もしも
 続きが気になる方は
「いいね」をするか
DMで、ぼくに気持ちをぶつけてください

反響具合で、決めようと思います

でわ、バイなら





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