ココナラ活用塾vol.10【出品者の実力やヤル気を最大限に引き出すたったひとつの方法】

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こんにちは! 
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

今回は、購入者の方必見の極意を伝授いたします。
極意といっても、とてもシンプルで当たり前のことです。

ココナラは、出品者と購入者の境目の無いサービスです。
利用者全員が「ユーザー」として、出品者にも購入者にもなることができます。

実際、私も普段は出品者として活動していますが、ココナラ内のサービスを購入することもあります。

出品者、購入者の両方を経験すると、どちらの立場についても知ることができてとても勉強になるのですが、今回は出品者として常日頃から思っていることを購入者の皆さんと共有できたらな、と思います。

出品者の実力やヤル気を引き出すたったひとつの方法は○○

ココナラは人と人がやりとりするサービスプラットフォームです。

つまり、出品者はロボットのようにサービスを出品しているのではなく、ひとりの人間としてサービスを出品し、ひとりの人間として購入者の方々とやりとりを進めています。

ということは、つまり、購入者の方の「人となり」や「態度・言動」が出品者の士気に影響を及ぼすということなんです。

「この人のためならば、いくらでも努力を惜しまずに最高の実力を出し切ってプラスアルファまでお届けして満足してもらいたい!」
と思ってもらえる購入者もいれば、

「はぁ…この人の案件、やる気出ないんだよね…無難なかんじに仕上げればいっか…」
と思われてしまう購入者もいるかもしれません。

少なからず出品者の気持ちは購入者によって変わるものです。

出品者の皆様の名誉のために、そして私自身のためにも念のため・・・
もちろん、出品者たるもの、サービスのクオリティは常に最高を目指し、購入者の皆さんにご満足いただけるように取り組むべきです。私もそれは常に意識しています。

しかし「ヤル気」や「士気」となると、話は別です。
ヤル気が出ないけれど、どうにか自分を奮い立たせて取り組むのと、ヤル気が溢れ出して止まらない状態で取り組むのでは、どうしたって差が出てしまいます。

それでは、出品者のヤル気や士気を高めて、最高の実力を引き出すためにできるたったひとつのこととは一体何なのでしょうか。

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そう、出品者に敬意を払うこと、なのです。

出品者である私がバンッ!と掲げると「私に敬意を払え!」と言っているようで、非常に心がざわつくのですが・・・これは、あくまでも「出品者に敬意を払えば、出品者は気を良くしてホイホイ木に登りますよ」ということですので、そこのところはご理解くださいね。

いやいや、だってこっちはお金払ってるわけだし・・・
ほら、お客様は神様って言うし・・・

と思われた方、その考え方はナンセンスです。

先ほども述べた通り、ココナラは「人と人」のやりとりの場です。
出品者より購入者が偉いということは成り立ちませんし、その逆も然りです。
皆対等に、互いに敬意を払ってやりとりを進めるべき場なのです。

「敬意を払う」際に、具体的に意識したい心得をご紹介します。

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購入者と出品者は対等な『人と人』

これは、先ほどから何度も言っていることですね。

「自分は客だぞ、金を払ってるんだぞ」はナンセンスです。

誰もが、自分に敬意を払ってくれない人、自分のことを見下す人、自分に横柄な態度を取ってくる人に対して嫌な感情を抱きます。

お金を払ってサービスを購入しても、相手が心を持つ人であること、敬意をもって接するべき存在であることを忘れないようにしましょう。

購入者の言動が出品者の気持ちを左右する

これも、先ほど述べた通りです。

例えば、納期の希望が3日後だったとして、購入後に出品者が購入者に質問したとします。

この時、購入者からの返事がなかなかなく、購入から2日後、納期の1日前にやっと返事があったとしましょう。

この時「お返事が遅くなり、申し訳ございません」というひと言があるのと無いのでは、出品者の気持ちが大きく変わります。

まして返事が無かったために納期を延ばしてほしいと出品者がお願いしたとして、その返答が「納期は〇月〇日まででお願いしてます」などと、そっけないものだったら、出品者はどのような気持ちになるでしょうか。

納期は守ってほしいという場合も「こちらの返信が遅くなって申し訳無いのですが、納期、大丈夫でしょうか。無理をさせてしまいすみません」という言い方と「納期は延ばせません」という冷たい言い方とでは、大きく印象が異なります。

自分が送るメッセージが、読み手をどのような気持ちにさせるか、考えてみてください。

「買ってやる」ではなく「買わせていただく」

出品者の私が言うと、ものすごく偉そうですね・・・(汗) 

私は「買わせていただくと思え」などとは1ミリも思っていません。むしろ「ご購入いただいて本当にありがたい」といつも感謝しています。

ただ、私は購入者として出品者さんのサービスを購入する際には、いつも「買わせていただく」と思っています。

サービスを購入するということは、もちろんお金は払いますが、出品者の時間やスキルを頂戴するということです。お金はあくまでもその対価としてお渡ししているだけですので、金を払っているこちらが偉いなどとは全く思わず、むしろ「これでサービスを買わせてください」というスタンスで、いつもサービスを購入しています。

常に出品者の立場になって想像する

想像力はとても大切です。 

出品者がどのくらいの時間や手間をかけて依頼に対応しているのか、想像してみましょう。

これは私自身が出品者として具体例をお伝えいたします。

私はピアノ伴奏音源の録音データを納品するというサービスを出品しています。
購入者さんから楽譜のデータを送っていただき、ICレコーダーで録音したものをパソコンに取り込んでノイズなどを除去し、音源データを納品するという流れです。

修正の依頼は1回まで費用内で承るとしていますが、実際のところ、よほど常軌を逸したご要望でなければ2,3回は追加費用無しで対応しています。

ただ、ちょこちょこと修正依頼を頂くと、その度にICレコーダーで録音し、パソコンを立ち上げ、音源編集ソフトを立ち上げ、ICレコーダーから録音音源を取り込み、元のデータを読み込ませ、修正対象部分も読み込ませ、2つの音源を編集し、データ化して再納品、という手順を踏まなければなりません。

これは音源作成のみならず、イラストやデザイン、HP制作、ライティングなど、制作系のサービスには共通していることではないでしょうか。

また、相談系のサービスでも「友人でも家族でもないまったくの他人に相談されることを想像する」ということが大切です。
占いサービスも「タロットカードを準備する」ことや「占いのために必要な様々な準備がある」ことなど、想像してみることが大切です。

もちろん、実際どのような手順でサービスを提供しているかは購入者には知り得ません。
しかし想像してみることによって、相手を思いやる気持ちが芽生えることは間違いないはずです。

そしてこの「思いやり」こそが、出品者の心に響き、ヤル気と士気を高めることに繋がるのです。

おわりに 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

私がバリバリの出品者なので、なんだか私からのお願いのような内容となってしまいましたが、そのような趣旨のテーマではなく、あくまでも「出品者の実力やヤル気を最大限に引き出す方法」を購入者の皆さんにご紹介いたしました。

どうせサービスを購入するなら、最高のサービスを受けたいですよね?
出品者の全力を享受したいですよね?

そのためには、出品者に敬意を払うことが必要不可欠です。

出品者もひとりの人間なんだという事を忘れずに、出品者の心理を上手に汲み取って、相手を思いやった取引を進めることによって、出品者の最高のサービスを受けられることでしょう。

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