ココナラ活用塾vol.9【ココナラの手数料は高い!?物申す前に考えたいココナラの恩恵】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

突然ですが、ココナラの手数料、高いと思いますか?
私がココナラを始めた時は「高いなぁ」と思っていました。

現在、ココナラの手数料は25%から始まり、売上総額の金額の範囲によってパーセンテージが下がっていきます。
1円〜5万円以下の部分:25%
5万円超~10万円以下の部分:20% 
10万円超~50万円以下の部分:15%
50万円超の部分:10% 

※全て税抜き 
※トークルームごとの金額
※情報元:ココナラ公式サイト 
※電話サービスに関してはこれとは別の手数料算出方法が適用されます。
詳しくはココナラ公式サイトでご確認ください。 
少し複雑ですが、5万円以下の売り上げからは25%の手数料が引かれてしまうため、「ココナラの手数料は高い」と言われることが多いようです。

実際のところ、数あるクラウドソーシングサービスの中で、25%という手数料はかなりの高額です。売り上げの4分の1が引かれてしまうとなると、確かに「高いなぁ…」と思ってしまうでしょう。私も、そうでした。

※2021年4月から、ココナラの手数料が変更になりました。
出品者は一律で22%が引かれるようになり、購入者に5.5%の手数料が負荷されることになりました。

でも、ある時ココナラの手数料は決して高くないという事に気付いたのです。

手数料はココナラの恩恵を受けるための利用料 

最初に断言します。

ココナラの手数料は、出品者にしっかりと還元されています。

決してボッタクリではありません。
高い?
当然です。

だって、それだけココナラの恩恵は大きいのですから。

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1.広告・宣伝

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まず、ココナラはスキルマーケットで最もユーザー数が多く、数多くの取引がおこなわれています。

出品者だけでなく購入者も集めるためには、多くの人に知ってもらわなければなりません。

そこで必要になるのが宣伝です。

ココナラは、ウェブ広告やTVCMなど、宣伝にとても力を入れています。

TVCMにかかる費用は流す局や時間帯、頻度などによって大きく変わりますが、決して安くないことは想像に難くないです。
人気お笑い芸人の和牛さんを起用し、CM制作そのものにもかなりお金をかけているはずです。あのCM、個人的に結構好きです。

また、ココナラの場合はウェブ広告にかなりの費用をつぎ込んでいると、私はそう踏んでいます。
勿論ココナラが実際に広告費としてお金をいくら使っているかは一切知りません。しかし、実は私、前職でウェブマーケットに携わった経験があるのです。
その時の経験から「このくらい広告を出すと、このくらい費用がかかる」という事が分かるのですが、ココナラ、すごいです。
ちょっぴり専門的な言葉を使うと、ココナラはリターゲティング、リマーケティング広告がすごいんです。これは簡単に言うと「後追い広告」で、一度ココナラのサイトを見た人に出す広告なんですが、これによってココナラに興味がある人や、以前利用した人に再度アプローチできるわけです。
他にもココナラに興味を持ちそうなターゲットに広告を出したり、キーワード検索で広告が表示されたり、とにかくウェブ上の宣伝を大々的におこなっています。

で、この費用、かなりの額になると確信しています。

仮に同じだけの宣伝効果を見込んだ広告費を個人的に出せと言われたら、無理です。破産まっしぐらです。
かといって、知ってもらわなければお客さんはやって来ません。

広告、宣伝はとても大切ですが、お金がかかる…。これをやってくれているのがココナラそのものなんです。

25%の手数料の一部が自分のサービスの広告・宣伝費に使われている

そう考えてみてはいかがでしょうか。

2.システム構築

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ココナラはものすごく大きなサイトで、しかも機能が盛りだくさんです。

中でも決済システムはとても良くできていて、出品者も購入者も安心して取引ができる仕組みになっています。

購入者は先に費用を支払ってサービスを購入しますが、そのお金は購入者の手元には払われず、一旦宙ぶらりん状態になります。
取引が完了し「正式な回答」を送ってから、出品者の元にお金が入ります。

他のクラウドソーシングやフリーマーケットサービスでも同じように「仮払い」状態になるシステムが確立していますが、これは第三者をかませることによって初めて成立するシステムで、個人的には絶対に実現できない支払い方法です。

個人間で取引してしまうと、先払いか後払いか問題が出てきて、先払いだと売り手にトンズラされるリスクがあり、後払いだと買い手にトンズラされるリスクがあります。ココナラ(をはじめとする各CtoCサービス)では「先払い」と「後払い」が同時に実現できるシステムで決済できるため、安心なのです。
具体例として決済システムを挙げましたが、ココナラは常にシステムのブラッシュアップをおこない、サイトの利便性向上や改善に尽力してくれています。
また、いつもユーザーたちの声に耳を傾けて、その声を取り入れてくれています。これは「ココナラ出品者交流会」に参加した際に、実際に運営の皆さまの話を聞いて確信していることです。すぐに意見反映ができないものも、長期的な目でいつか反映できるよう本当に頑張ってくださっています。

25%の手数料の一部がココナラのシステム改善やサービスのブラッシュアップに使われる

そう考えてみてはいかがでしょうか。

3.実績・口コミ

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ココナラを始めとするクラウドソーシングサービスでの販売実績や評価は、そのまま「客観的な数字」として自分自身の実績、口コミとして活用できます。
ココナラのようなプラットフォームを通して受注せず、個人的に受注した場合、販売実績や受注実績の数や評価が正しいものであると証明することは難しいでしょう。

25%の手数料の一部が客観的な実績と口コミを得るのに活用されている

そう考えてみてはいかがでしょうか。

4.カスタマーサポート

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ココナラはカスタマーサポートが充実しています。

返信を必要とする問い合わせには、スタッフの方が丁寧に回答してくれます。
私も何度もお世話になっています。

私の場合はトラブルなどの相談ではなく、ココナラの仕様や規定、機能の使い方などについての問い合わせが主ですが、全ての質問に丁寧にお答えいただきました。

これは実体験ではないのですが、例えば購入者から正当な理由なく悪意をもって低評価をつけられたり、コメントにサービスを購入しなければ知ることができない情報を書かれてしまったりした場合には運営スタッフに相談すれば対応してくれるそうです。
また、購入者とのトラブルがどうしても解決できそうにない時なども、相談することができます。

基本的には出品者と購入者の取引には運営は介入せず、トラブルなども自分たちで解決することになっていますが、どうしようもないケースはきちんと対応してくださるそうです。

また、返信が必要ない場合にも使える意見箱のようなフォームもあり、気軽に意見や要望を伝えられる仕組みができています。
この意見や要望は、必ずスタッフさんが目を通して、サービスの改善に役立ててくれているそうです。(これも出品者交流会で聞きました)

25%の手数料の一部がユーザーのために日々尽力してくださっているココナラスタッフさんのお給料になっている

そう考えてみてはいかがでしょうか。

おわりに 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

ココナラの手数料が高い!とご不満に思っている出品者の皆さま、確かに売り上げの4分の1が差し引かれてしまうのはイタイ…というのはよく分かります。
でも、自分ひとりでは実現できないことが、ココナラをプラットフォームとすることで実現できているのも、また事実です。

他のクラウドソーシングサービスでも手数料は発生します。
その中でもココナラの手数料が高いのは、宣伝や広告に多くの費用を投じていることと、常にサービスのブラッシュアップにまい進してくださっていることが理由だと、私はそう思っています。

この2点に関しては、ココナラは他のサービスと比べて群を抜いています。
それゆえに、使い勝手が良く、知名度が高くなりつつあり、利用者数もどんどん増えているのです。

私個人としては25%の手数料は決して高いとは思っておらず、売り上げが多い時は「それだけ普段お世話になっているココナラに還元できた」と嬉しく思っています。
最初から手数料が引かれることを前提に価格設定をしているため、ノンストレスです。

近々、サービスの価格のつけ方についてのコツをまとめたいと思っていますので、ココナラの手数料が高い!とやきもきしている方は、是非参考にしてみてください。

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