ココナラ活用塾vol.11【問い合わせで決まる購入者の印象 具体例と気を付けたいポイント】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

ココナラ活用塾vol.10で、出品者のヤル気や実力を最大限に引きだすたったひとつの方法「出品者に敬意を払うこと」について解説しました。

今回は、その続編として「敬意を払いたくても、それをメッセージだけで伝えるにはどうしたら良いの!?」という購入者の方に、具体的なメッセージの送り方についてアドバイスいたします。

問い合わせで気を付けるべきポイント

まず、問い合わせをする際に気を付けたいポイントを4つにまとめました。

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<サービス内容を熟読してから問い合わせる>

まず、これは基本中の基本、当たり前のことなのですが、この「当たり前」ができていない方、とても多いです。

私は編曲のサービスを出品しています。

こちらのサービスには「サービス内容」の最初の文章にこんな注意書きが書かれています。
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それにもかかわらず…
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届くんですよね、この手の問い合わせが…

見て!
お願いだから、見て!!
ここ!!!
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分かりやすく、最初の文章に入れているにもかかわらず、よく読まずに音源のアレンジのお問い合わせがよく来るんです…(涙)

他のサービスでも、この手の「サービスページ、絶対読んでないでしょ…」というお問い合わせはよく届きます。

その度に返信で説明したり、該当のサービスを案内したりするの、手間なんです。

きっと他の出品者さんにも同じような経験をされた方、たくさんいらっしゃると思います。
出品者に余計な手間を取らせないためにも、まずはご自身でサービス内容を熟読してから、問い合わせるようにしましょう。

<「はじめまして」などの挨拶を入れる&「お手数おかけします」などの気遣いの言葉を>

これは2つ同時に事例を見てみましょう。
どちらも「丁寧なメッセージ」という点で共通していますね。

まずは問い合わせの例をご覧いただきましょう。

対象となるのはこちらのピアノ伴奏音源を作成するサービスです。

そして、例とするメッセージはこちら。
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※実際のやりとりの画面ではありませんが、似たような印象を受けるお問い合わせが来たことは何度もあります。

なんともいや~なかんじがしませんか?

確かに、私は「アップライトピアノで録音する」とはサービスページに書いていません。
そもそも「練習用」や「お楽しみ用」のクオリティを求める方々へ出品しているサービスなので、そこまで記載していないのです。文字数に余裕があれば、ひと言添えるのですが、他に掲載すべき情報があるので、そちらを優先しています。

そのため、お問い合わせ内容としては至極まっとうなのですが、問題なのはその書き方…。
こんな書かれ方をしたら「こっちは写真まで撮ってきたのに、その返信!?」となってしまいます。
仮にその後この購入者さんから再度お問い合わせがあっても、依頼を引き受けたくないな、と思ってしまいます。

では、どう書けば良かったのでしょうか。

こちらをご覧ください。
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同じ質問内容と、その返信に対する返事でも、印象がまるで異なります。

こんなメッセージならば、また何かの機会にこの方とご縁があった際にも気持ち良くやりとりができることでしょう。

挨拶の言葉と、相手を気遣う言葉は非常に大切です。
いくつか便利な言い回しをご紹介します。
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他にも沢山の表現がありますので、また機会があればまとめたいと思っています。

<出品者からの返信には必ず返信する>

問い合わせや「見積もり・カスタマイズ」で返信をしたのに、その返信が無いことが非常に多くあります。

出品者としては「あの件、どうなったかな…」と気になるのですが、おそらく多くの購入者の方が「えー!そんなに高いの!だったら依頼するのやめよ…」とか「別の人にお願いすることになったから、この人はもういいや」など、問い合わせてみたものの、結局取引をしなくなったために、返信をしないのだと思います。

しかし、ココナラ活用塾vol.10でも再三述べてきた通り、ココナラは「人と人のやりとりの場」です。

そのため、出品者としては問い合わせに返信をしたのに、その返信が来ないというのは少なからず「どうしたんだろう」や「失礼だな…」と思ってしまうのです。

「これから先関わる事もないし…」
そうかもしれません。

しかし、自分が出品者になったと考えてみてください。
出品者でなくても構いません。誰かに道を聞かれたから教えてあげたのに、その人が何も言わずに去ってしまったら…?

「でも、それは道を教えてあげた(=依頼を受けた)からじゃ?」
う~ん…ならば、これではどうでしょう。

道を聞かれてあなたが「ごめんなさい、分かりません」と答えた時に、何も言わずに立ち去られたら、あるいはお礼のひと言もなく「じゃあ、いいです」と言われたら…?

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

またしても出品者である私からのお願い記事のようになってしまいましたが(苦笑)、今回の記事に関しては、ある意味「お願い」も含まれています。いや、8割は「お願い」が占めていると言っても過言ではありません。

しかし、私のみならず、購入者の方からの問い合わせやメッセージで困ったなぁと思ったことのある出品者は少なくないはずです。

私のサービスではなく、全てのサービスに関して、問い合わせたり、見積もりの依頼をする際には、ぜひ今回の記事のことを意識してみてください。

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