「最近、毎日が退屈だな。」
「何をしてもワクワクしない。」
そんな自分を見て、「私はダメになってしまったのかな?」と不安になる人は少なくありません。
ですが、実は退屈という状態は、エネルギー的には決して悪いものではありません。
むしろ、怒りや不安、焦り、嫉妬、罪悪感などの重たいエネルギーから抜け出した先にある、とても大切な通過点なのです。
退屈は、エネルギーでいうと「ほぼ中立」の位置にあります。
マイナスの感情でいっぱいのときは、常に頭の中が忙しく、心も落ち着きません。
しかし、その感情が落ち着いてくると、一時的に刺激がなくなり、「退屈だな」と感じる時期があります。
この時期は、人生が停滞しているのではありません。
次のステージへ進む準備期間なのです。
そして、この退屈のエネルギーからほんの少しだけ上がると、心に変化が起こり始めます。
「散歩でもしてみようかな。」
「部屋を片付けようかな。」
「新しいことを勉強してみようかな。」
そんな小さな前向きな気持ちが自然に湧いてきます。
無理に自分を奮い立たせる必要はありません。
エネルギーが少し上がるだけで、ポジティブな思考や行動力は自然と生まれてくるのです。
だから、退屈を感じている自分を責める必要はありません。
焦って刺激を求めたり、無理やりテンションを上げようとしたりする必要もありません。
退屈は、「次のエネルギーへ移行するための踊り場」のような場所です。
そこでゆっくり休み、心を整えていると、ある日ふと「やってみたい」という気持ちが芽生えてきます。
人生は、無理やり押し上げるものではなく、自然とエネルギーが上昇することで動き始めます。
もし今、退屈を感じているなら、それは停滞ではありません。
あなたのエネルギーが、穏やかで軽やかな方向へ向かっているサインなのかもしれません。
琥珀流