「三奇」と出ました——三百人に一人の、少し先を見る並び

「三奇」と出ました——三百人に一人の、少し先を見る並び

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■ 「三奇」と出ました

命式の早見表を見たら、三奇の文字があった。少し調べてみると人とは違う道を行くとか才に恵まれるとか、なかなか大きな言葉が並んでいます。うれしい反面、自分のことだとはピンとこない方も多いかもしれません。

三奇は命式の上の段に干が決まった順で並ぶ形です。1950〜2005年の2万日あまりを一日ずつ計算すると、年・月・日の干で三奇になる日は約290日に1日でした。三百人に一人ほどの並びです。

■ 三奇になる並び

甲戊庚、乙丙丁、壬癸辛の三組です。年の干から月の干、日の干へと、この順に並んでいるときに三奇と呼びます。

それぞれに天上・地下・人中という呼び名が付いています。ただ甲戊庚を天上とする本もあれば乙丙丁を天上とする本もあって、呼び名は流派で入れ替わります。並びそのものはどの本でも同じです。

■ 珍しいのは、月の干が年の干で決まるから

月の干はその年の干から順に割り振られます。だから年と月の干の組み合わせは限られます。

甲の年に戊の月が来るのは辰の月(四月ごろ)だけ。乙の年に丙の月が来るのも戌の月(十月ごろ)だけです。壬の年に癸の月が来るのは、卯の月(三月ごろ)と翌年一月ごろの丑の月。そこに日の干がちょうど合った日だけが三奇になります。

■ 月・日・時で数える流派もあります

月の干と日の干と時の干がこの順に並ぶ形も、三奇に入れる流派があります。こちらも入れると、持っている方は百四十人に一人ほどに増えます。時刻を知らない方は、年と月と日の並びを見れば足ります。

■ 見ている場所が、少し先にある方

私は三奇を、発想の向きが人より少し先にある方の印として読んでいます。同じ話を聞いていても気になる所が違う。自分の言ったことの意味がまわりに伝わるのは、少しあとになる。

変わっていると言われる日があっても、それはたぶん見ている場所の違いです。思いついたことは急いで説明しようとせずメモに残しておいてください。半年後に読み返すと、まわりがやっと同じことを言い出していたりします。

■ 鑑定書では、ほかの星と合わせて読みます

三奇は珍しい並びですが、三奇があるから成功する、とは書きません。日干の強弱やほかの柱の字、それに西洋占星術と紫微斗数も重ねて、その発想がどこで力になりやすいかを書いています。

命式の上の段、年と月と日の字を並べてみてください。その並びがご自分のどこで生きているのか、読んでみませんか?

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