■ 「水星と金星が、同じ星座にありました」
出生図を出してみたら、水星と金星が同じ星座に並んでいた。二つが重なっているのには何か意味があるのかな、と思った方もいるはずです。
これはわりとよくある並びです。3,000人分の出生図を計算すると、水星と金星が同じ星座に入っている方は四人に一人ほどでした。
■ 二つの星は、あまり離れられません
水星も金星も地球から見ると太陽の近くを行き来する星です。水星は太陽から28度ほど、金星は47度ほどより先へは離れません。だから水星と金星のあいだも、いちばん離れて80度に届かないくらいです。
同じ3,000人の中では、同じ星座が25%、隣の星座が48%、二つ隣が25%でした。もう一つ先の星座はわずか1%で、それより離れた方は一人もいません。真向かいの星座に分かれることは起こらない組み合わせです。
■ 水星は言葉の星、金星は好みの星
水星は考えたことを言葉にするときの癖を表す星です。金星は何を好きになるか、何を心地よいと感じるかを表します。
この二つが同じ星座にそろう方は、好きなものについて話すとき言葉がいちばん生き生きしてきます。人を褒めるのがうまい方や、言い回しに自分なりのこだわりを持つ方が多いかな。好きなものを人に紹介する役が、自然と回ってきやすい方です。
■ 星座ごとの、話し方の違い
牡羊座・獅子座・射手座の火の星座なら熱のこもった話し方。牡牛座・乙女座・山羊座の地の星座なら、手ざわりのある具体的な話し方になりやすいです。
双子座・天秤座・水瓶座の風の星座なら軽やかに。蟹座・蠍座・魚座の水の星座なら、相手の気持ちをくみながら話す形。そんなふうに読んでいます。
■ 隣の星座に分かれている方は
水星と金星が隣の星座にある方は、考えることと好きなものの言い方が少しだけずれる形です。好きなものの話になると、言葉が気持ちに追いつかないと感じることがあるかもしれません。
そんなときは、好きな理由を一つだけ先に決めてから話すとまとまりやすくなります。
■ 鑑定書では、伝え方の章で読みます
私の鑑定書では水星と金星の並びを、その方の伝え方や人との距離の取り方を書くときの材料にしています。四柱推命と紫微斗数でも同じ方向が出ているか確かめてから書きます。
あなたの図では、水星と金星は何座でしたか。その並びがどんな話し方に出ているのか、読んでみませんか?