昨日も閲覧された。お気に入りも少し増えた。なのに購入通知は来ない。
こうなると「競合より高いのかな」「最初の1件だけでも安くしようかな」と思いますよね。価格の調整自体は悪くありません。私も販売状況を見ながら価格を変えています。
ただ、価格以外に買うのを迷う理由が残っているなら、値下げだけで解決するとは限りません。
閲覧があるなら、次は「購入を迷う場所」を見る
閲覧数が少ないときは、カテゴリや一覧での見え方など、ページを開いてもらう前の段階も確認します。一方、閲覧されているなら、購入者が中身を読んで「自分には合わないかも」と感じるポイントを探したいところです。
ただし閲覧3件で販売0件と、閲覧300件で販売0件は同じようには判断できません。期間も、広告や外部記事からの流入も、まずそろえて確認します。
価格を変える前に、私ならこの7項目を見る
① タイトルの訴求|クリックしたときの期待と中身は同じ?
一覧では「まるごとお任せ」に見えたのに、本文を開いたら「改善点のアドバイスのみ」。これでは購入者が迷うのも自然です。
まずタイトルだけを読み、買う人が何を受け取れると想像するか考えてみる。本文を開いて、同じものが書かれているか確認します。
② 商品説明の内容|購入者の悩みから始まっている?
「丁寧に対応します」「豊富な経験があります」も大切ですが、それだけで「自分の場合も頼めるのか」が分かるでしょうか。
誰が、どんな状況で困っていて、購入すると何が変わるのか。説明文の冒頭で、その人に向けて話せているかを確認します。サービス提供者の自己紹介ばかりが先に来ていたら、順番を変える余地があります。
③ 価格とプラン|何が含まれているか比べられる?
同じ8,500円でも、診断レポートだけなのか、文章の完成文まで付くのかで意味は違います。価格の理由が見えないと、買う人には「高いか安いか」しか判断材料がありません。
料金内でできること、含まないこと、納期、追加料金が必要になる条件を、短く具体的に書いてみてください。価格テストをするなら、何を確かめたいのか先に決めておきましょう。
④ 実績・評価|今回のサービスとのつながりが見える?
累計販売件数は信用材料です。ただし、過去に売れた商品と、いま公開した新商品は同じではありません。
私も累計1,600件以上の販売経験はありますが、新しい出品支援サービスの販売件数が最初から1,600件あるわけではありません。「何件売ったか」だけでなく、その経験を今回の依頼にどう生かせるかまで伝えたいところです。
⑤ 納品物のイメージ|何が届くか分かる?
「相談できます」より、「原因候補と優先3施策をまとめたレポートが届く」の方が、購入後を想像しやすいですよね。
文章改善なら、タイトル・本文・FAQのどこまで作るのか。広告診断なら、設定変更まで含むのか、レポート納品なのか。購入者にとって当然ではない部分ほど、見本や納品物の名称で示します。
⑥ FAQ・不安の解消|条件の伝え方が冷たくなっていない?
これは最近、自分のサービス文面を読み返して気づいたことです。「やり取りは1往復です」「修正は1回です」とだけ書くと、範囲は明確でも、突き放された印象になることがあります。
対応回数を曖昧にする必要はありません。「初稿をお届けしたら、気になる箇所をまとめてお知らせください。当初のご依頼範囲内で、一度調整します」と書けば、条件と安心感の両方が伝わります。
⑦ 競合との違い|買う人が選ぶ理由を説明できる?
以前、私の被リンク系サービスの売れ行きが落ちたことがありました。競合にはDA保証をうたう出品が増えていましたが、私には同じ保証は難しかった。そこで値下げ競争ではなく、「個別記事で紹介する」という提供価値を宣伝の切り口で見せ直しました。当時は販売数を維持できた経験があります。
競合が使う強い言葉をまねる必要はありません。自分が本当に提供できる価値を、誰に、どの角度から届けるか。そこがずれていないか見てみてください。
では、値下げはしない方がいいの?
いいえ。価格の調整も検証の一つです。
ただし「安くすれば買われるはず」ではなく、「購入者が価格を負担に感じているという仮説を確かめたい」と考える。価格を変えた日と、閲覧・お気に入り・問い合わせ・購入数を残しておく。説明文や画像まで全部同時に変えない。
価格を下げると利益も変わります。まずは価格以外の6項目も確認してから決めてみてください。
文章で魅力を伝えきれないなら
7項目を見て「提供する内容は決まっている。でも、出品ページの言葉にできていない」と感じた方は、文章そのものを整える段階かもしれません。
私の出品文章改善サービスでは、タイトル・キャッチコピー・説明文・購入時のお願い・FAQまで、貼り付けて使える完成文をお作りしています。自分で直せそうなら、まずはこの記事の7項目を使ってみてください。