余白の話/Vol.12 フォントの選び方
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デザイン・イラスト
ロゴを考えるとき、
形よりも先に
「どんな文字にするか」で迷うことがあります。
フォントは、
ただの文字の形ではありません。
“声”のようなものです。
今日は、フォント選びについて少しお話しします。
■ フォントで印象は大きく変わる
同じ言葉でも、
・丸みのある文字
・細く繊細な文字
・太く力強い文字
それだけで、受け取る印象はまったく違います。
やさしい
上品
信頼感
親しみやすさ
高級感
フォントは、
無意識にその空気を伝えています。
■ まず決めるのは「雰囲気」
フォントを選ぶ前に、
・どんなブランドにしたいか
・どんな人に届いてほしいか
ここが曖昧だと、
文字も定まりません。
かわいい?
落ち着いている?
洗練?
ナチュラル?
方向が決まると、
自然と候補は絞られます。
■ 読みやすさはとても大事
デザイン性も大切ですが、
・小さくしても読めるか
・遠くから見ても識別できるか
ここはとても重要です。
特にロゴは、
名刺・SNS・パッケージなど
さまざまなサイズで使われます。
雰囲気だけでなく、
“機能”も忘れないこと。
■ オリジナルにするという選択
既存フォントをそのまま使うこともあれば、
文字間や形を微調整して、
オリジナルに近づけることもあります。
少しの違いが、
“そのブランドらしさ”になります。
■ 最後に
フォントは、
ブランドの“話し方”。
強く語るのか、
やわらかく寄り添うのか。
文字の選び方ひとつで、
印象は大きく変わります。
ロゴを整えるということは、
声を整えることでもあります。