「ホームページを作りたいんですけど、いくらくらいかかりますか?」
WEB制作の仕事をしていると、本当によく聞かれる質問です。知人から、商談の電話で、ココナラのメッセージで——少なくとも週に2〜3回はこの質問に答えています。
正直、ぴったりした答えはありません。同じ「コーポレートサイト」と一言で言っても、5ページなのか30ページなのか、デザインカンプがあるのかないのか、CMSを入れるのか入れないのか、これだけで金額は3倍以上変わってきます。
ただ、「だいたいこのくらいですよ」という肌感覚はあります。制作会社で5年、独立してからは個人事業主や中小企業の方とお取引してきた中で、相場とリアルな期間が見えてきました。今日はそのあたりを、現役のフリーランスとして本音で書いてみます。
■サイトの種類で金額はおおむね決まります
WEB制作の費用は、「何ページのどんなサイトを作るのか」でほぼ決まります。私が普段ご提案している価格帯はこんな感じです。
・ランディングページ(LP) 1ページ:8〜15万円
・コーポレートサイト 5ページまで:10〜15万円
・ECサイト:15〜20万円〜
「安いな」と思った方もいれば、「結構かかるな」と感じた方もいると思います。
正直なところ、これは私個人の価格帯です。制作会社に頼めば30万円〜が普通ですし、もっと安く請け負っているフリーランスもいます。逆に有名なクリエイターさんだと1ページ50万円なんて世界もあります。
■費用が変動する3つの「変数」
同じ5ページのコーポレートサイトでも、10万円のケースと25万円のケースがあります。差を生んでいるのは、主に次の3つです。
1つ目は、デザインカンプ(設計図)の有無。「Figmaのデザインデータがあります」と言われると、コーディングだけで済むので工数が一気に減ります。逆にゼロからデザインを起こす場合、デザイン費だけで5〜10万円ほど上乗せされます。
2つ目は、WordPressを入れるかどうか。「自分で更新できるサイトにしたい」というご要望は本当に多いのですが、WordPressを入れると追加で5〜10万円かかります。正直に言うと、月1回も更新しない予定なら静的なHTMLで作ったほうが安いです。後から「やっぱり更新したい」となれば、追加でCMS化することもできます。
3つ目は、「機能」をどこまで盛り込むか。フォーム、ブログ機能、スライダー、地図埋め込み、SNS連携——これらは1つあたり5,000円〜2万円ほどの追加です。「全部入れたい」と要望すると、簡単に10万円上振れします。
ご予算を抑えるコツは、最初は必要最低限の機能でリリースして、本当に必要になったら追加することです。ここは正直、後から足すほうが結果的に安く済むケースが多いです。
■期間の目安は「素材準備」も含めて考える
私が普段お伝えしている納期の目安はこんな感じです。
・LP 1ページ:1〜2週間
・コーポレートサイト 5ページまで:3〜4週間
・ECサイト:4〜6週間
・WordPressを入れる場合:それぞれ+1週間
ただ注意したいのは、これは「制作期間」だけの話だということ。実際にはこれにお客様側の準備期間が加わります。
特に時間がかかるのは、素材の準備です。写真の撮影、文章の作成、ロゴデータの探索——これらをご準備いただく時間が平均で1〜2週間、ものによっては1ヶ月以上かかるケースもあります。
「3週間後に公開したい」とご相談いただいても、素材集めに3週間かかったらトータルで6週間かかる計算になります。公開希望日が決まっている方は、逆算してその1.5〜2倍前に発注するくらいの感覚をおすすめします。
■「相場」より大事なこと
ここまで金額や期間の話をしてきましたが、正直なところ、「いくらか」よりも「誰に頼むか」のほうが何倍も大事だと、私は思っています。
同じ20万円でも、コミュニケーションが取れず納期が遅れる人に頼めば後悔しますし、丁寧に対応してくれる人に頼めば想像以上のサイトが出来上がります。
複数の方に相見積もりを取って、金額だけでなく「この人なら任せられそう」という感覚を大事にしていただければと思います。
私のサービスでも、コーディング・LP・WordPress構築のご依頼を承っております。お見積りとご相談は無料です。「うちの場合はいくらになるんだろう?」という発注前の疑問にもお答えしますので、お気軽にメッセージをお送りください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。