堅調な始まりが期待されるが・・・ 週末の手仕舞い売りは!?

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マネー・副業
 おはようございます。
 今朝も春らしい朝となって暖かくなりそうな雰囲気だ。株式市場も昨日は予想以上の上昇となり、本日も米国株が堅調ということで買い直されることが期待される。それでも米国での金融政策の変更、そして日本でも金融政策の変更に対しての懸念はぬぐい切れず、戻りも限られそうだ。株価が上昇しないというよりはこれまでが買われすぎていたというものが多く、そういう意味での調整はまだまだ続くと思う。
 積極的に買い上がるような材料が見えないということだ。業績の回復が期待されて買われるとしても既に回復からさらに拡大することが期待された株価となっており、ここから買い上がるには再度買われすぎ以上に買われる必要があるということだ。指数の歪みが是正されるわけでもないので、株価指数の下落は限られるのだろうが、上がらないという調整は続くと思う。ちょうど2018年の24,000円を超えたところからの調整があったような感じではないかと思う。
75日移動平均線で下げ止まった形で、ここから反発が期待される。ただ、上値は25日移動平均線や基準線で押さえられそうで、この移動平均線の間での動きをどちらに抜けるかということになるのだろう。節目とすればまずは下値は28,000円、上値は29,500円とみられる。
米国市場は新規失業保険申請件数の減少やGDPの上方修正で持ち直したように見えるが逆に言えば反発力が弱いという見方もできる。FRB(米連邦準備制度理事会)の政策変更が懸念されることもあり、戻り売り圧力がそれだけ強く、業績面からの買われすぎの修正はまだまだ続くだろう。
急反発となり、プット買いが失敗のようになってきた。ただ、プット売りも組み合わせてスプレッドを組んだ向きには利益確定と同じ効果があり、さらにここから25日移動平均線に上値を押さえられるとすれば、その水準でプット買いを仕掛けても良いだろう。
夜間取引の先物が上昇しているが、日中取引はまた現物の持高調整が絡んで方向感が出そうだ。現物売り、先物買いのどちらが先行するかということだが、まずは先物買いが先行しそうだが、週末の手仕舞い売りが嵩むようであれば現物売りが先行することになる。上値の重さが見られるかどうかということで方向が決まりそうだ。
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