日々是相場 -朝刊-2020年12月30日(水)
本日は大納会です!
以前は28日が大納会だったし、「半ドン」ということで「お正月!!」という雰囲気もあったのですが・・・
大納会特別バージョンで送ります。
NYダウ 30,335.67 ▼ 68.30
NASDAQ 12,850.22 ▼ 49.20
CME(シカゴ市場)日経平均先物終値 27,480 円 ▼ 90 円
NY為替 103.54 円 ▼ 0.24 円
日経平均 27,568.15 円 △ 714.12 円
本日の「朝一番!」動画
朝のライブ配信 -今日の相場見通し- (8:35開始です、この時間以外でも見られます。)
昼のライブ配信 -お昼の相場見通し- (12:20開始です、この時間以外でも見られます。)
夕方のライブ配信 -明日の相場見通し- (原則として16:00開始です、この時間以外でも見られます。)
☆ 米国市場 ☆
手仕舞い売りに押されて軟調
目先的な過熱感が強いことで手仕舞い売りに押されて軟調となった。朝方は住宅価格指数の上昇などを受けて買い先行となったが、さすがにここまでくると手仕舞い売りも多く、冴えない展開となった。売り急ぐ動きは見られないものの、利益を確定する向きも多かったものと思われる。
今年は米国株も大きな上昇となった。とにもかくにも金融緩和=金余りということが大きな要因で、生活のためにぎりぎりで失業給付などで生活している人達と、金余りと消費先がないということで投機に向かった人たちと両極端に分かれる形で株価指数は大きな上昇となった。来年はさすがに金余り相場での買われすぎからの修正などが見られると思う。
個別には今年一年を通してGAFAM(グーグル=アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)やネットフリックス、エヌビディアなどが買われたが、ボーイングやキャタピラーなどの復権もあり、大きな上昇となった。「ロビンフッダー」といわれる日本株式市場でみられるゲーム感覚で取引する人たちも増え、株価形成に大きなゆがみを与えたことも事実だろう。
☆ 本日の相場 ☆
昨日の日本市場は異様に強い相場となった。今年の相場、最近の相場を象徴するような展開となった。足元の企業業績や景気動向、金利の状況などに関係なく、株価の動きだけで売り買いするような参加者が中心となったのだと思う。政府の手厚い景気対策が金余りを生じさせるということは1980年代の円高不況脱出のための施策と共通する面もあり、バブルを生じさせていることは事実だろう。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で金余りも続くということで株式市場は「下がれば買い」という状況になっているが、逆に空売りは儲からないということで空売りが減少するようなことになれば、今度は急落もあり得るということだろう。経済実態や企業業績とかけ離れた需給だけの相場はいずれ崩れるということは過去の例から明らかであり、来年は企業業績が株価に追いつくかどうかが注目されることになるだろう。
今年一年はいろいろなことが起きた一年だったが、最後の最後まで波乱もありそうだ。本来であれば、本日の相場も手仕舞い売りに押されると考えられるが、1989年末のように最後の最後まで持高調整=当時は裁定取引の買いが入り日経平均だけが高くなるということもあるだろう。