☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2024/1/21(日)
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は利下げ期待が後退し、いったん下値を試すような動きとなった。ただ、台湾積体製造(TSMC)の決算と見通しを受けて半導体関連銘柄が買われ、追加予算が可決されたことで政府機関の閉鎖懸念が薄れたこと、そしてオプションSQ(特別清算指数)算出の絡みもあって週末にかけて急騰となった。国債利回りは上昇となったが、ハイテク銘柄が指数を押し上げた。
今週は買い戻し一巡から上値も重くなるのではないかと思う。それでもハイテク銘柄などを中心に下がれば買いというような動きは続くのだと思う。ただ、目先的に過熱感が強い銘柄も多く、買い材料出尽くし感もあり、いったん上値が重くなると一気に手仕舞い売りに押されることになるのだろう。決算発表が本格化するなかで好調な決算、特にハイテク銘柄に好調な決算が見られればナスダック主導で上値を試すことになるのだろう。
今週は月曜日に景気先行指数の発表があり、水曜日はPMI(購買担当者景気指数)速報値が発表される。木曜日はECB(欧州中央銀行)理事会があり、新規失業保険申請件数や耐久財受注、新築住宅販売が発表され、金曜日は個人所得・個人消費支出(PCE)や仮契約住宅販売指数が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は上値の重さを確認するような展開から冴えない展開となったのだが、週末に米国株高などから半導体関連銘柄などが指数を押し上げ、バブル崩壊後の高値更新となった。取引時間中の高値は抜けなかったが、引け値ベースでは高値更新となった、
陰線が多く夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高くても日中に売られるという状況だったが、半導体関連銘柄などが指数を押し上げた。ただ、買い戻しでの押し上げ効果も大きいと思われ、今週は買い戻し一巡となるのかどうかということにる。スケジュール的には日銀の金融政策決定会合が開催されるが、その結果次第では大きく上下に振らされることになるのだろう。
今週の買い材料としては米国半導体関連銘柄が高く週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこと。この流れでしっかりと36,000円台に乗せるのかどうかということになる。さらに主力銘柄の決算発表もあり、神経質な動きになるだろう。日銀の金融政策決定会合は何も変わらないのだろうが、仮にマイナス金利の解除などがあれば、大きく下落すると思う。緩和継続となると思うが、緩和継続でいったん買われても好材料出尽くしとなるのだと思う。
今週は月曜日にコンビニエンスストア売上高が発表になり、火曜日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表され、植田日銀総裁の記者会見が行わる。食品スーパー売上高や全国スーパー売上高の発表もある。水曜日は貿易統計や白物家電出荷額などが発表され、木曜日は首都圏マンション販売や外食売上高、全国百貨店売上高が発表される。金曜日は都区部消費者物価指数(CPI)や日銀金融政策決定会合の議事要旨、企業向けサービス価格指数、景気動向指数改定値が発表される。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
25日移動平均線や基準線にサポートされた形で高値更新となった。それでもまだ保ち合いの範疇ということでもあり、まだまだ保ち合い継続ということなのだろう。
予想レンジ 37,200ドル~38,000ドル
・ナスダック指数
25日移動平均線や基準線にサポートされて一気に上値を試す動きとなった。移動平均線との乖離も大きくなってきており、いったんは上値の重い展開となるのだろう。
予想レンジ 14,900pt~15,400pt
・日経平均
上値の重い展開だったが高値更新となった。日銀次第ではあるが、まだまだ保ち合いの範疇という意識で良いと思う。
予想レンジ 35,000円~36,200円
・TOPIX
高値圏での保ち合いが続いているが上値が重い。この保ち合いをどちらに放れるかということなのだが、下に放れるのではないかと思う。
予想レンジ 2,450円~2,550円
・ドル円
雲や75日移動平均線を一気に抜けてきたが週末にかけてはさすがに上値も重くなった。75日移動平均線にサポートされながら底堅いのだろうが、さすがに上値の重い展開が続くと思われる。
予想レンジ 147.0円~149.0円
・米国10年国債利回り
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられていところから解放されてじりじりと戻りを試す動きとなっている。いったん雲に上値を押さえられながらも強含みに推移するのだろう。
予想レンジ 4.10%~4.20%
・今週の相場見通し