☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2023/10/15(日)

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マネー・副業
☆ 今週の相場見通し

☆ 米国市場

 先週の米国市場は米国の利上げ打ち止めを織り込んで戻りを試す動きとなったが、中東問題などが大きくなると地政学リスクを嫌気して手仕舞い売りに押され、金利上昇もあいまって右往左往する展開となった。決算発表も始まり、好調な決算に反応する面もあったのだが、改めて地政学リスクからの金利の上昇などを受けて手仕舞い売りに押されるものも多くなった。

 上がれば売られ、下がれば買われるというような雰囲気だったが、決算発表が始まるなかで、地政学リスクを取りざたしてのリスク回避=信用収縮の動きも出ており、金利の低下が必ずしも買いとならず、リスク回避と取られる可能性もありそうだ。好調な決算が相次ぎ、スタグフレーション懸念が薄れれば底堅さも見られ買戻しを急ぐ動きなどから堅調な展開が期待される。

 今週は月曜日にニューヨーク連銀製造業景況感指数が発表され、火曜日は小売売上高や鉱工業生産・設備稼働率、企業在庫、NAHB(全米住宅建設業協会)住宅市場指数などが発表される。水曜日は住宅着工件数が発表され、木曜日未明に地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表される。木曜日夜には新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数、中古住宅販売、景気先行指数が発表される。決算発表も本格化する。

☆ 日本市場

 先週の日本市場は総じて堅調となった。米国での利上げ一服感を好感するように指数に影響の大きな銘柄などを中心に持高調整の買いが指数を押し上げる形となった。地政学リスクも週末には下落要因となったものの、特に大きく取りざたされるでもなく、日経平均は大きな上昇となった。特に買い上がる材料があったわけでもないが、オプションSQ(特別清算指数)算出に向けてのヘッジの先物買いなどで指数が押し上げられた。

 SQが終われば手仕舞い売りに押される展開となり、週末には実質的には大きな下落となった。ファーストリテイリングが決算発表を受けて大きく買われたことで日経平均は下げ渋りとなったが、ほぼ全面安で改めて地政学リスクが取りざたされてリスク回避の売りに押された。今週も地政学リスクや米金利の情勢に振らされることになるのだろうが、指数に影響の大きな銘柄が再度調整となって来ると思われ、指数は冴えない展開となるのだろう。

 小売りの決算が発表されているが好調な決算ということで買い直される銘柄もあるかもしれない。ただ、すでに買われすぎている感も強く、指数自体の上値は重いのではないかと思う。また、決算発表が気になるところで日銀のスタンスなども気にせざるを得ず、金融緩和の終了が始まるのかどうかを考えると買われすぎ感が強い銘柄をさらに買い上がる理由が見当たらないと思う。地政学リスクが取りざたされているうちは戻れば売りというスタンスで良いのだと思う。


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