☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2023/4/23(日)
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→ JeanPierrePyxis
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は決算発表に反応して個別の銘柄には動きが見られたが指数としては上値の重い、冴えない展開となった。決算発表が本格化するなかで、好調不調の決算に反応する一方で、景気後退懸念や利上げ懸念、そして利上げ打ち止め期待などが入り混じった展開で相場全体としては方向感に乏しいかった。金利でも2年国債も10年国債の金利も上昇しかけては上昇しきれないということで方向感もみられず、株式市場もあくまでも個別の決算に反応しているという形だった。
今週は引き続き決算発表に反応しながら月末・月初の経済指標に反応することになるのだろう。5月の利上げが織り込まれ、さらに利上げがあるのか、あるいは利上げが打ち止められるのか、さらに年内に利下げまで見られるのか、金利を巡っての思惑などもあり、決算発表に連れて右往左往することになりそうだ。いずれにしても神経質な相場となりそうで、決算発表したものから持高調整の売り買い一巡ということで上昇していた銘柄などは手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうだ。
今週は火曜日にS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数や新築住宅販売、消費者信頼感指数が発表され、水曜日に耐久財受注が発表される。木曜日は新規失業保険申請件数やGDP(国内総生産)速報値、仮契約住宅販売指数が発表され、金曜日は個人所得・消費支出、雇用コスト指数、シカゴ購買部協会景気指数、消費者態度指数などが発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は一時年初来高値を更新するなど堅調な展開となった。特に買い上がる材料があったということでもなく、決算発表前の買い戻しが主体と思われるが、逆に特に売り急ぐ材料もなかったということだろう。また、特に買い材料がないなかで買われたことなどもあって、指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がり、踏み上げ相場となって、日替わりで指数を押し上げる動きとなった。PBR(株価純資産倍率)1倍割れ問題や半導体関連銘柄に政策支援が見られたこと、海外からの投資を呼び込む政策などが取りざたされたことも買戻しを急ぐ動きとなった。
今週の日本市場は電子部品株などから3月決算の発表が始まり、決算に反応することになるのだろう。買われすぎ感が強い銘柄などの好調な決算が発表されれば出尽くしとなるのか、芳しくない決算でも金融緩和継続ということで買い直されるのかどうかなどが注目されそうだ。特に不安を煽るような材料もないが円安の影響が良い方に反応するのか、悪い方に反応するのか、コスト増要因などからの業績悪化などが見られれば相場全体の上値を押さえる要因となりそうだ。
決算発表でも単純に良いか悪いかということもあるが、まずは見通しが楽観的かどうか、あるいは金融緩和の終了を懸念しなければならないようなインフレを意識した決算になるのかどうかが注目される。価格転嫁がしっかりと出来ている企業は好調な決算を維持できるのだろうが、コスト増を吸収しきれないというような決算が多くなってくるとインフレ懸念、スタグフレーション懸念が強まり買われすぎ銘柄を中心に売られることになりそうだ。また、週末には日銀の金融政策決定会合も開かれ、新総裁になって最初の会合ということで手仕舞いの売り買いを急ぐこともありそうだ。買い戻し一巡となったものから大きく売られるのだろう。
今週は火曜日に企業向けサービス価格指数や外食売上高、全国スーパー売上高、全国百貨店売上高、4月の月例報告が発表され、木曜日は景気動向指数改定値などが発表される。金曜日は失業率や有効求人倍率、都区部CPI(消費者物価指数)、商業動態統計、鉱工業生産指数速報値、日銀の金融政策決定会合の結果などが発表され、日銀新総裁の記者会見も行われる。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
意外に値持ちはいいのだが、移動平均線や雲からの乖離も大きく、調整となっている。25日移動平均線の上昇は続くと思われるので、まずは25日移動平均線までの調整はありそうだ。
予想レンジ 33,333ドル~34,200ドル
・ナスダック指数
25日移動平均線のサポートを確認するような展開になっている。25日移動平均線を下回ると一気に75日移動平均線までの調整となるのだろう。
予想レンジ 11,800pt~12,300pt
・日経平均
奇妙な上髭線となったが、当面はこの上髭線の高値は抜けないだろう。日柄調整や値幅調整が見られるのだろうが、一気に25日移動平均線のサポートを確認するような展開になると
予想レンジ 27,500円~28,500円
・TOPIX
高値圏での保ち合いとなっている。この保ち合いをどちらに放れるかということになるが、週末の上髭線が異様なので、その高値を当面抜けないと思うので、下に放れると思う。
予想レンジ 2,000円~2,050円
・ドル円
雲の上限まで戻したがここで上値が重くなっており、雲の下落に合わせて調整が続くのだろう。
予想レンジ 132.0円~135.0円
・米国10年国債利回り
75日移動平均線に上値を押さえられた形だ。今度は25日移動平均線のサポートを確認することになるのだろう。
予想レンジ 3.45%~3.60%
・今週の相場見通し