☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2023/2/26(日)
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JeanPierrePyxis
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は好調な業績見通しなどを好感して買い戻しが入る場面もあったが、3連休明けから利上げ幅拡大懸念が強まって大幅下落となるなど、週を通して見ると大きな調整となった。ダウ平均は4週連続、ナスダック指数も3週連続の下落となるなど、金融緩和の終了が意識されて冴えない展開となった。債券利回りも2年国債は4.6%から4.8%に急騰、10年国債も3.8%から3.9%以上になるなど利回り上昇となったことで売り急ぐような展開になった。
今週も引き続き金利に振らされることになりそうだ。主要な経済指標の発表などもあり、好調な景気からのインフレに対する警戒から売られ、芳しくない景況感から売られるというようなことになりそうだ。決算発表が出揃っても特に買い直されるほどの業績も少なく、好調な決算を発表して買われても買い戻し一巡となるとさらに上昇するというよりは冴えない展開になる感じだ。積極的に買い上がるには景況感がよくても悪くてもダメというようなこともありそうだ。いずれにしても上値の重い展開が続くのだろう。
今週は月曜日に耐久財受注や仮契約住宅販売指数が発表され、火曜日にS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数やシカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数が発表される。水曜日はISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数や建設支出が発表され、木曜日は新規失業保険申請件数や労働生産指数が発表される。金曜日はISM非製造業景況感の発表がある。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国株安に連れて大きな下落となる場面も見られた。ただ、下値の節目を意識すると今度は買い戻しが入るという状況であり、引き続き上がれば売られ、下がれば買われるというような展開となっている。決算発表が出揃って、日銀の新総裁のコメントが伝えられても特に何も変わらず、買われないことが好感されるというよりは買われないから買い戻すということで指数が上昇する場面もあった。
今週の日本市場も相変わらず冴えない展開となりそうだ。週末の米国株が軟調となり、利上げ懸念が強まるなかで、日本だけが金融緩和を続けることができるのかどうか、金融緩和の終了に関してはいくら新しい日銀総裁が緩和を継続すると言っても、いつまでも継続できるわけでもなく、米国の金利がさらに上昇するようであれば、素直に円安効果を期待するというわけにもいかないだろう。基本的には上がれば売られ、下がれば買われるということでいいのだろうが、保ち合いの範囲が一段下になった可能性も考えるべきだろう。
それでも指数はまだまだ保ち合いからの放れということでもなく、保ち合いが継続と見ている。米国の景況感を見ながらの金利上昇などを気にしなければならないが、まずは上がれば売り、下がれば買いという見方をしておくべきだろう。週末は指数に影響の大きな半導体関連銘柄や電子部品株が買われて日経平均は大幅高となったが、今週は買い戻し一巡となったものから売られることになるのだろうし、円安も好感するというよりはインフレ懸念が強まるということになりそうだ。
今週は月曜日に景気動向指数改定値や外食売上高が発表され、火曜日は商業動態統計や鉱工業生産指数速報値、自動車輸出実績、建機出荷、住宅着工統計が発表される。水曜日は新車・軽自動車販売台数、木曜日は法人企業統計調査やマネタリーベースが発表され、金曜日は都区部消費者物価指数(CPI)や失業率、有効求人倍率などが発表される。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
75日移動平均線や雲を割り込み下値を試す動きとなっている。10月末の高値水準、12月の安値水準まで下落しており、ここからは底堅さも見られるのだろう。
予想レンジ 32,500ドル~33,300ドル
・ナスダック指数
25日移動平均線を割り込み下値を試す動きとなっている。75日移動平均線あたりまでの下落はあるのだろう。
予想レンジ 11,200pt~11,600pt
・日経平均
75日移動平均線や雲をサポートに底堅さが見られた。あとは先週末の大きな陽線をどちらに抜けるかということになるが、どちらかというと下に放れそうだ。そうなると27,000円前後までの下落となるのだろう。
予想レンジ 27,000円~27,500円
・TOPIX
25日移動平均線のサポートを確認しているが上値も重いのでここを割り込むと一気に75日移動平均線あたりまでの下落となるのだろう。
予想レンジ 1,950円~2,000円
・ドル円
75日移動平均線を抜けて今度は75日移動平均線をサポートに雲の上限までの上昇となった。雲の上限に押さえられるか、三役好転となるかということなのだが、いったんは雲を抜けても雲のサポートを確認するような場面もあるのだろう。
予想レンジ 133.0円~137.0円
・米国10年国債利回り
高値圏での保ち合いが続いているが上に放れそうだ。移動平均との乖離も大きいので放れても上値は重いということなのだろう。
予想レンジ 3.85%~4.10%
・今週の相場見通し