日々是相場 -朝刊- 2020年9月7日 (月)
NYダウ 28,133.31 ▼ 159.42
NASDAQ 11,313.14 ▼ 144.97
CME(シカゴ市場)日経平均先物終値 23,175 円 △ 5 円
NY為替 106.23 円 △ 0.06 円
日経平均 23,205.43 円 ▼ 260.10 円
☆ 米国市場 ☆
引き続き手仕舞い売りが嵩んでナスダックは連日の大幅安!!
雇用統計は好調な数字となったが、これまで買われ過ぎていたハイテク銘柄などへの売りが続き、週末の手仕舞い売りも嵩んでナスダック指数は連日の大幅安となった。ダウ平均は下げ渋りとなったものの、手仕舞い売りに押されるものも多く、相場の流れに変化が見られる。
いったん調整感が強まると売り急ぐ動きも出てきそうだ。3連休ということで売られたのであれば、連休明けから買戻しが入るのだろうが、これまで売られていた銘柄などに物色対象が変わったとすれば指数自体は冴えない展開が続くと思われる。
個別にはJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株が高く、ダウやボーイングなどこれまで売られていた銘柄が堅調、一方、アップルはかろうじてプラスとなったが、インテルやセールスフォース、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット、フェイスブックなどハイテク銘柄は総じて軟調となった。
☆ 本日の相場 ☆
先週末の日本市場は米国株安を受けて売りが先行、週末の手仕舞い売りも嵩んで大幅安となった。特に売り急ぐ材料があったということでもなく、買われ過ぎた銘柄が売られただけということなのだが、指数に影響の大きな銘柄に大きく下落するものが目立ち、日経平均は大きな下げとなった。日銀の買いもこれまでよりも少なく、TOPIXは下げ渋ったものの軟調だった。
週末の米国株は引き続き軟調、特にナスダック指数は大幅安となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は下げ渋りとなっており、本日の日本市場は方向感に乏しく「閑散小動き」となりそうだ。米国市場は今晩も休場で、これまで買われたハイテク銘柄などが売られる流れが続くのかどうかということだが、日本市場でも買われ過ぎた銘柄が売られ、売られ過ぎた銘柄が買われる流れとなってくるのだろう。
23,000円をしっかりとキープしているが、まだまだ上値も重く、23,000円を割り込んで下値を試す動きもあると思われる。米国市場が崩れるかどうかということだが、上値は23,500円がいいところで、22,000円を試す動きも出てくると思う。
☆ 本日の注目点 ☆
8月上中旬の貿易統計(財務省、8:50)
7月の景気動向指数速報(内閣府、14:00)
8月の中国貿易統計
タイが休場
レーバーデーの祝日で米国の全市場休場
☆ 銘柄ニュース ☆
週末の手仕舞い売りに押されるか
東電力HD (9501) 313 ±0
洋上風力の開発事業が新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)に採択されたと発表した。会場に風車を浮かべる浮体方式で「低コスト化技術」開発に取り組む。
JR東日本 (9020) 6,797 ▼ 5
新幹線で荷物を運ぶ物流サービスや駅構内のシェアオフィス事業を拡大すると発表した。収益源の多角化で経営基盤を一層安定させる。
川 重 (7012) 1,475 ±0
5Gを使ってロボットを遠隔操作する実証実験を始めると発表した。工場内にエリアを限って使えるローカル5Gの基地局を設けて、ロボットを無線操作する。
日 立 (6501) 3,554 △ 5
送配電網子会社がフランスの再生可能エネルギー大手から4カ所の変電所を受注したと発表した。変電所には高圧遮断機や変圧器、異常電圧から機器を保護する装置などを設置する。
NEC (6701) 5,400 ▼ 140
電力中央研究所と共同でコンクリート製の電柱のひび割れを遠隔から確認できるシステムの実証実験に成功したと新聞で報じられた。コンクリート製以外の電柱にも適用できるか実験して実用化を目指す。
住友商 (8053) 1,383 ▼ 11
石油・ガス開発m家のソフトウエアを提供するノルウェーの会社に出資したと発表した。人工知能(AI)などを使い、地層に含まれる石油・ガスを分析する。
☆ 本日の銘柄 ☆
本日の投資戦略
米国株のバブルが弾けたのかどうかが注目されるが、押し目ではなく、下落の始まりということなのだと思う。金融株などが買われているが、これも最後の買戻しということかもしれない。目先の需給要因での買戻しが株価を押し上げた面も否めず、いったん調整感が強まると戻れば売りということで下落トレンドに変わるのではないかと思う。
日本市場でもこれまで需給要因で買われていた銘柄に買戻し一巡感が強まると手仕舞い売りに押されることになりそうだ。業績面で買われ過ぎている銘柄などを中心に大きく売られるものも出てきそうだ。
引き続き割安銘柄が注目される。低PBR銘柄として千葉興銀(8337)なども大きく買われたが、水準訂正が続くという可能性もある。また、ゆうちょ銀行(7182)なども割安感から買われることになるのだろうし、JT(2914)などの配当取りの動き、そして低PBR銘柄として三越伊勢丹(3099)などの百官店株も注目される。
ゆうちょ銀行(7182)は雲の中での動きだが、75日移動平均線にサポートされている。25日移動平均線や基準線も上昇しており、ここから雲を抜けて戻りを試す動きになりそうだ。