☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2022/7/10(日)

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☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2022/7/10(日)

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☆ 今週の相場見通し

☆ 米国市場

 先週の米国市場は債券売り、株売りの解消の動きもあったのか、債券も株も買われる展開となった。特に好調な経済指標が見られたということでもなく、何も代り映えしないのだが、インフレ懸念が少し落ち着いたことで金融緩和の終了による景気の下押しへの懸念が薄れ、買い戻しを急ぐような場面もあったと思われる。週末の雇用統計も特に大きく予想と違ったということでもなく、スタグフレーション懸念が薄れて買い戻される銘柄が多かった。依然として下がれば買われ、上がれば売られるという状況は変わらないが指数は堅調だった。

 今週は先週の反動もあり上値の重さを確認して売り直されることになると思う。4~6月期決算の発表も始まり、インフレの影響や中国のロックダウン、ウクライナ問題などもあっていったん手仕舞い売りを急ぐようなことになるのだと思う。金融緩和の終了が始まっているなかでは引き続き買われすぎ銘柄は戻れば売りなのだと思う。割高感が強い銘柄の修正はかなり進んではいるものの、改めて買い上がるような材料もなく上値の重さが確認されると売り直されて、指数も下値模索の状況は変わらない。

 今週は前半は特に注目される経済指標も少ないが水曜日に消費者物価指数(CPI)が発表され、木曜日未明に地区連銀経済報告(ベージュブック)が発表される。木曜日夜には卸売り物価指数(PPI)や新規失業保険申請件数が発表になる。週末金曜日は小売売上高やニューヨーク連銀製造業景況感指数、鉱工業生産・設備稼働率、企業在庫、消費者態度指数が発表され、銀行株などの4~6月期の決算発表が始まる。

☆ 日本市場

 先週の日本市場は上がれば売られ、下がれば買われる保ち合い相場が続いたが週末に保ち合いを放れるかのような動きとなった。安部元首相襲撃事件もあり、手仕舞い売りに押される展開となったが、結局はまだまだ保ち合い相場が続くというような雰囲気も強まった。指数に影響の大きな銘柄の空売りが積み上がって指数を押し上げる場面もあったが、積極的な買い手に乏しい展開が続いている。

 今週もまだまだ保ち合い相場が続くということだろう。4~6月期決算の発表が始まるところだが、その前に3~5月期決算の発表なども見られ、特に好調な決算が示される銘柄が続出するというようなことがないと上値も限られるだろう。ただ、買えない状況だけに指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がれば買い戻しを急ぐ動きから指数だけが上昇するということもありそうだ。

 世界的な金余り相場の終焉がみられるなかで、参議院選挙が終わり金融政策や経済政策の変更がみられるのかどうかが注目される。金融緩和の終了が取りざたされたり、インフレ懸念が強まるということになると、今度は保ち合い相場を下に放れるということになるのだろう。まだ今週は日銀の金融政策決定会合を控えての持高調整などは早いのかもしれないが、参議院選挙が終わったということで持高調整があり、週後半からは日銀を気にして買われすぎた銘柄などが売られるということもあると思う。いずれにしてもまだまだ上がれば売られ、下がれば買われるという状況なのだと思う。

 今週は月曜日にマネーストックや機械受注、日銀地域経済報告(さくらリポート)、工作機械受注が発表される。火曜日は企業物価指数やESPフォーキャスト調査が発表され、木曜日は鉱工業生産指数確報値が発表される。金曜日は中国の主要な経済指標の発表がある。

☆ 一目均衡表 テクニカル分析

・NYダウ
 再び25日移動平均線や基準線まで戻して上値も重くなっている。ここを抜けるかどうかということになるが、ここを抜けても雲に上値を押さえられて上値の重い状況が続き、再度下値を試すことになるのだろう。
 予想レンジ  31,000ドル~32,000ドル

・ナスダック指数
 25日移動平均線や基準線を抜けてきたが、まだ底入れということでもなく、ここから雲に上値を押さえられるか保ち合い継続ということで再度下値を試すことになるのだろう。
 予想レンジ  10,600pt~11,800pt

・日経平均
 雲のねじれの日柄で上髭線となりここが当面の高値となった可能性もある。いずれにしてもまだまだ25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲などに上値を押さえられる展開で保ち合い相場継続ということだろう。
 予想レンジ  26,000円~27,000円

・TOPIX
雲に上値を押さえられての上髭線となった。25日移動平均線にサポートされた形だが、まだまだ雲や75日移動平均線に上値を押さえられる展開での保ち合いが続くのだろう。
 予想レンジ  1,850円~1,900円

・ドル円
 高値圏での波乱の足となっている。まだまだ落ち着かない相場展開が続きそうで高値圏での保ち合い継続なのだろう。
 予想レンジ  135.0円~137.0円

・米国10年国債利回り
 戻りを試す動きになっている。いったん25日移動平均線や基準線に上値を押さえられる可能性もあるが、戻りを試す動きには違いない。
 予想レンジ  3.00%~3.30%

・今週の相場見通し

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