☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2022/6/5(日)
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→JeanPierrePyxis
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は主要な経済指標の発表が見られるなかで月末、月初の持高調整の売り買いも交え右往左往するだけで結局は方向感に乏しい展開となった。FRB(米連邦準備制度理事会)の資産圧縮も始まり、金融政策の思惑をめぐって右往左往することになった。
今週の米国市場は再度下値を試す動きになるのではないかと思う。経済指標も特に景気の悪化や好転を示すということでもなく、「何も変わらない」状況といえる。その中でFRBの金融緩和の終了に向けての利上げや資産圧縮の動きが懸念されるところだ。インフレが一過性ということでもなく、原油増産が決まっても原油価格の上昇は止まらず、インフレ懸念が強まり、買われすぎ銘柄の修正安がまた始まることになりそうだ。暗号資産の下落などもあり、リスク回避の流れが強まれば大きな調整となるのだろう。
今週は火曜日に貿易収支が発表され、水曜日は早朝に消費者信用残高が発表される。水曜日夜には卸売在庫・売上高が発表され、金曜日に消費者物価指数(CPI)や消費者態度指数、財政収支が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は特に注目される材料があったというわけでもないのだが、月初の買いが入り堅調だった。上値の節目と見られる27,500円を抜けて、4月21日の高値もあっさりと抜けるという展開だった。買い戻し主体と思われるが中国のロックダウン解除や米国のインフレ懸念一服ということでの買い戻しも見られたものと思われる。
今週は月初の買いも終わり、再度下値を試すことになるのではないかと思う。週末には先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出があり、意外高、意外安の要因となる可能性もあるが、4~6月期決算への懸念や米国の金融緩和の終了の影響などが取りざたされては売られそうだ。少なくとも積極的に買い上がる材料には乏しく、上値は重いと思う。
米国の金融緩和の終了が始まり、日本への影響が懸念されると同時にインフレが進むなかでリスク回避の流れも強まるのではないかと思う。日本でも物価高が注目されているが参議院選挙前ということで悪影響が大きく喧伝されることはないと思う。ただ、実際には影響が出てきているはずであり、金融緩和の終了などが取りざたされる可能性もありそうだ。そろそろ「参議院選挙後には・・・」というような話も出てくると思う。
今週は月曜日に輸入車販売や社名別新車・軽自動車販売が発表され、火曜日は毎月勤労統計や家計調査、景気動向指数速報値などが発表される。水曜日はGDP(国内総生産)改定値や景気ウォッチャー調査などが発表され、木曜日はマネーストックやオフィス空室率、特定サービス産業動態統計、工作機械受注が発表される。金曜日は企業物価指数が発表され、先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出が行われる。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
クジラ幕相場という感じで戻り一服となっている。25日移動平均線や基準線がサポートなっているが、ここを割り込んでしまうのかどうかというところだ。遅行スパンがローソク足に上値を押さえられての調整となりそうだ。
予想レンジ 31,800ドル~33,300ドル
・ナスダック指数
25日移動平均線や基準線にサポートされてはいるものの下落トレンドが継続と見てもいいだろう。25日移動平均線や基準線が「ネックライン」の水準でもあり、ここを割り込むと一気に下値を試すことになるのだろう。
予想レンジ 11,200pt~12,400pt
・日経平均
27,500円水準と見られた上値の節目、4月21日の高値を抜けてきた。底入れとなるかどうかというとあくまでも月初の買いであり、ここからしっかりと27,500円をキープできるのかどうかということになる。移動平均線との乖離も大きくなっており、27,500円を割り込むと一気に移動平均線までの調整もありそうだ。
予想レンジ 26,500円~27,800円
・TOPIX
雲を抜けてきたが出来高を伴っておらず、いったん上値の重さを嫌気して売られるだろう。移動平均線との乖離も大きく、移動平均線や雲までの調整となるのだろう。
予想レンジ 1,870円~1,950円
・ドル円
調整一巡から再び高値を試す動きになってきた。ここで上値を抜けて一気に上昇というよりは高値圏での保ち合いとなるのだろう。
予想レンジ 129.0円~132.0円
・米国10年国債利回り
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられている。それでもここを抜けそうであり、抜ければ一気に高値まで駆け上がるのではないかと思う。
予想レンジ 2.88%~3.20%
・今週の相場見通し