☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2022/4/10(日)

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☆ 株式相場展望 -週報- ☆  2022/4/10(日)
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
 先週の米国市場は金利の上昇を嫌気して冴えない展開となった。ディフェンシブ銘柄などは堅調な展開となり、ダウ平均は下げ渋ったがナスダック指数は大きく下落した。金利が上昇したが債券から株式へのシフトが起きたということでもなく、消去法的にディフェンシブ銘柄や金融株に資金が流れ、債券や高PER(株価収益率)銘柄から資金が流出したということだ。
 今週は決算発表が始まるが、イースターの休暇もあり、積極的には動きにくいだろう。インフレ懸念、スタグフレーション懸念が強まる中での決算発表であり、好調な決算への反応も鈍いのではないかと思う。金利上昇やロシアへの経済制裁の影響などが取りざたされると連鎖安となるものと思われる。逆に好調な決算を発表しても特に買い急ぐということでもなく、あくまでも目先の反動ということになりそうだ。
 今週は月曜日、火曜日はFRB(米連邦準備制度理事会)高官の発言が予定されており、金融緩和のスピードアップなどが取りざたされる可能性がある。火曜日はCPI(消費者物価指数)が発表され、水曜日はPPI(卸売物価指数)の発表があり、決算発表が始まる。木曜日は小売売上高や輸出入物価指数、消費者態度指数、企業在庫が発表され、イースターの前日で債券市場は短縮取引となる。週末金曜日はイースター(聖金曜日)の休日で債券、株式、商品の市場は休場となる。
☆ 日本市場
 先週の日本市場は特に材料があったということではないが指数の上値の重さが嫌気されて下値を試す動きとなった。わけもなく上昇した相場がわけもなく下がるということで、ちょうど昨年9月の相場と同じようなパターンとなった。新しい東京証券取引所の市場区分に伴い、指数算出の浮動株比率の見直しなどが取りざたされ、持高調整の売りが嵩んだ面もあると思う。さらに米国の金利上昇やロシアへの経済制裁の影響、中国上海のロックダウンの影響などが懸念されて売り急ぐ展開となった。
 今週も状況は全く変わっておらず、決算発表が始まり、決算動向に一喜一憂することもあるだろう。まずは2月決算銘柄から発表されるが、小売企業が多いので消費の落ち込みなどが懸念されると相場全体に下押し圧力となるだろう。米国の金利情勢なども気になるところでもあり、懸念材料が多く買えない状況が続くと思う。
 日経平均自体の動きというよりは株式市場全体に決算発表前の手仕舞いの動きが見られるのだろう。ちょうど昨年9月の時も決算発表前の手仕舞い売りに押されたという面もあり、今回も懸念材料が多いだけに、そして大きく戻した後だけに売り急ぐ場面もありそうだ。米国企業の決算の状況で世界景気や世界的な金融緩和の終了が取りざたされれば大きく下げることもあるかもしれない。さらにECB(欧州中央銀行)理事会もあり、ウクライナ問題への懸念や利上げや資産圧縮が取りざたされれば欧州発での調整ということもあるかもしれない。
 今週は月曜日は工作機械受注、火曜日は企業物価指数や貸出・預金動向などが発表され、2月決算企業の決算発表が始まる。水曜日はマネーストックが発表される。特に重要な経済指標の発表はないが2月決算銘柄から決算発表が始まる。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
 想定された通り、75日移動平均線の上値の重さを確認して25日移動平均線までの調整となった。雲の中に入ってきており、上値は重そうだが下値も雲の下限までということかもしれない。いずれにしても25日移動平均線を下回るか、75日移動平均線を抜けるかで方向感が決まりそうだ。
 予想レンジ  33,600ドル~35,000ドル
・ナスダック指数
 一気に25日移動平均線までの下落となった。雲の下限あたりまでの調整はありそうだが、週初に25日移動平均線回復とならなければ雲の下限までの調整からさらに調整の日柄が長くなりそうだ。
 予想レンジ  13,200pt~14,200pt
・日経平均
 雲の下限(先行スパン1)や25日移動平均線にサポートされたものの調整となった。25日移動平均線を割り込むか再度75日移動平均線を抜けてくるかが注目されるところだが、遅行スパンが応答するローソク足が安値をつけに行く日柄となっており、さらに下値を試す動きとなりそうだ。
 予想レンジ  26,000円~27,500円
・TOPIX
25日移動平均線を下回りかけているが基準線を意識して下げ渋りとなっている。上値の重さが確認されただけにここで基準線や雲を割り込むと一気に下値を試すことになるだろう。
 予想レンジ  1,840円~1,920円
・ドル円
 さらに上値を試す動きとなった。さすがに移動平均線などからの乖離も大きく、目先的には上がり過ぎということで上値も重くなるだろう。
 予想レンジ  123.0円~125.5円
・米国10年国債利回り
 金利急騰となったが、急騰しては落ち着き、落ち着いては急騰するということなのだろう。上昇が続くことには違いなさそうで、移動平均線からの乖離が大きくなると一服となるのだろう。
 予想レンジ  2.55%~2.80%
・今週の相場見通し


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