☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2022/1/23(日)
YouTubeチャンネル登録お願いします!!
→ JeanPierrePyxis
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は決算発表が本格化するところで大幅下落となった。決算動向に振らされるという面もあったのだが、何と言ってもFOMC(公開市場委員会)が近づくと決算よりも利上げが気になるということで割高感が強い銘柄の売りが止まらない。売りが売りを呼ぶような展開になり、戻りかけても午後になると売られるというような日が続き、大きな下落となった。買い気に乏しい展開でもあり、買い戻しも入らないという状況で高PER(株価収益率)銘柄を中心に売りが続いた。
今週はFOMCが気になり、持高調整の売り買いから始まりそうだ。それでも金融緩和の終了は分かっているということで後は利上げのタイミングとスピードということになるのだろう。ただ、ある程度の早期利上げ、利上げ回数や利上げ幅の拡大も織り込んでいるというような状況でもあり、そろそろ底堅さも見られるのではないかと思う。と言ってもこれまでのような急反発というよりは決算動向を見極めながらの下値模索ということで底値圏での保ち合いとなると思う。
今週は月曜日はPMI(購買担当者景気指数)が発表され、火曜日はS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数や消費者信頼感指数が発表される。水曜日は新築住宅販売件数が発表され、木曜日は未明にFOMCの結果が発表され、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が行われる。夜にはGDP(国内総生産)速報値や耐久財受注、仮契約住宅販売指数が発表され、金曜日は個人所得・個人消費支出や消費者態度指数が発表になる。
☆ 日本市場
先週の日本市場は米国市場に連れ安するように大きな下落となった。それでも、割安感が強い銘柄などが下げ渋り、逆行高となったり、大きな下落からの反発の原動力となったり、下げ渋りの要因となったりする場面もあった。東証マザーズ指数が引き続き大きな下落となるなど買われ過ぎ感が強い銘柄や空売りの買戻しが入らない銘柄などは大きな下落となるものも多かったのだが、選別色も出ており、米国株の下落の割には底堅いという雰囲気もあった。
今週も米国株安を受けて売り先行となりそうだ。27,500円を割り込む場面では売り難さも見られるが、昨年8月の安値水準である27,000円前後まで下落するという場面も出てきそうだ。米国株以上に割安銘柄が多いことや日本ではまだ金融緩和の終了がはっきりと示されたわけでもなく、利上げは当面ないという雰囲気でもあり、米国株と日本株のデカップリングが見られるかどうかということも注目される。
加えて、決算発表が始まるところでもあり、米国に連れ安しても好決算を発表した銘柄が買われるというようなことも多くなるのだろう。米国株の下落は続いても日本株は底堅さが見られるのではないかと思うし、割安銘柄が下支えとなって、指数を押し上げるということもあるだろう。日経平均の底堅さが確認されれば底値模索からの切り返しも期待できるのではないかと思う。
今週は月曜日は白物家電出荷額が発表され、火曜日は首都圏・近畿圏マンション販売や全国スーパー売上高、外食売上高、全国百貨店売上高などが発表される。水曜日は日銀金融政策決定会合の主な意見や企業向けサービス価格指数が発表される。金曜日は都区部消費者物価指数(CPI)が発表される。水曜日くらいから決算発表が本格化する。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
75日移動平均線を下回って始まり、さらに一気に雲までを割り込んで下値模索となっている。節目とすればもう一段下値の33,800ドル前後から34,000ドル前後と見られ、そのあたりまでの下落から下値保ち合いとなるのだと思う。
予想レンジ 33,800ドル~34,800ドル
・ナスダック指数
一気に下値目途とみられる14,200や14,000まで下回り、大きな下落となった。13,000前後から14,000前後という昨年2月から5月までの保ち合い水準で、再度下値模索からの保ち合いとなってくるのではないかと思う。
予想レンジ 13,000pt~14,200pt
・日経平均
27,500円水準の節目で下げ渋りとなった感じだ。上値は28,000円までがとりあえずの限界ということであり、下値模索のなかで27,000円前後での下値固めとなるのではないかと思う。
予想レンジ 27,000円~28,000円
・TOPIX
1,900の水準が下値となりそうだ。割り込んだとしても瞬間的と見られ、1,900台前半での底値保ち合いだと思う。
予想レンジ 1,880円~1,950円
・ドル円
75日移動平均線を下回ったものの雲にサポートされており、雲と75日移動平均線に挟まれた水準での保ち合いということになると思う。
予想レンジ 113.2円~115.0円
・米国10年国債利回り
1.9%でいったん高値を付けた形だが、1.7前後が25日移動平均線の上昇なども考えると下値目途となりそうだ。FOMCの結果にも夜が、1.75~1.8を中心としたレンジで右往左往しそうだ。
予想レンジ 1.70%~1.90%
・今週の相場見通し