☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2021/10/30(日)
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☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は決算発表に振らされて指数が右往左往しながらも、総じて好調な決算が多かったこともあり、ダウ平均、ナスダック指数、S&P500指数と主要3指数は史上最高値更新となった。個別に見ると主力銘柄でも芳しくない決算で大きく売られるものや好調な決算で大きく買われるものなどがあり、あくまでも個別の動きとなった。
今週は決算発表がある程度出揃ってきたところで、買戻しや手仕舞い売りも一巡となり、11月相場ということで注目される経済指標などに反応することになるのだろう。個別銘柄の各論で言えば買える銘柄でも、景気動向というような総論では買えないというケースも出てきそうで、好決算で買われても上値が重くなると大きく売られるということもありそうだ。逆に景気が好調ということになれば、芳しくない決算発表で売られたものも買戻しや買い直しで堅調となるということもあるのだろう。いずれにしてもインフレ懸念がスタグフレーション懸念となるのかどうか、金利の上昇に対して信用収縮となるのかどうかが注目される。
今週は月曜日はISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況感指数や建設支出が発表され、水曜日はADP全米雇用リポートやISM非製造業景況感指数、製造業受注が発表される。木曜日は未明にFOMC(公開市場委員会)の結果が発表され、パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長の記者会見が行われる。木曜日夜には新規失業保険申請件数や貿易収支が発表され、金曜日は雇用統計が発表される。土曜日早朝に消費者信用残高が発表される。
☆ 日本市場
先週の日本市場は保ち合いの中での動きだったが、特に決算発表に指数が振らされたということでもないのだが、右往左往する形となった。特に決算に関係なくても指数に影響の大きな銘柄が上下に大きく振らされる形となり、日経平均は落ち着きの無い展開となった。相場全体としての方向感は全く見られず、個別銘柄は決算発表に反応していたのだが、日経平均は影響の大きな銘柄が決算動向に関係なく右往左往したことに連れて右往左往した形だ。
今週も引き続き個別の銘柄は決算に反応することになるのだろう。買われ過ぎ銘柄は好調な決算でも大きく買われるということもなく、売られ過ぎ銘柄でも好調な決算を発表して大きく上昇するものの長続きしないという感じだ。決算発表が終わって売り買いが一巡した後の動きが注目されるが、目先の買戻しが一巡とした後は上値が重いものが多いようだ。
引き続き日経平均は保ち合いが続くと考えられる。個別には買われているものは好調な決算を発表しても売られるケースもあり、明らかな増配とか、自社株買いなどが発表されない限り手仕舞い売りに押されると考えていいだろう。決算発表で売られた銘柄はいったん底打ちとなったあとは下げ渋るものの、買い上がるということもでもないので、先行きに対する警戒が強いということだろう。空売りが積み上がっている銘柄しか買われていない状況だが、月初の買いが期待されるところで昨年11月のような買いが買いを呼ぶ展開も期待される。
今週は月曜日に新車・軽自動車販売台数が発表され、火曜日は日銀の金融政策決定会合の議事要旨やマネタリーベースが発表される。水曜日は文化の日の祝日で休場となり、金曜日は家計調査が発表される。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
高値更新となった。いったん押し目を作ったが、転換線の水準から切り返した。ここからは高値を抜けるかどうかということだが、移動平均線からの乖離も大きく上値の重い状況は続き、上値の重さが嫌気されて売られることもありそうだ。
予想レンジ 35,200ドル~36,000ドル
・ナスダック指数
高値での並び赤で過熱感もあり、いったんはここから調整となるのだろう。転換線の水準で止まりそうだが、一気に調整となる可能性もありそうだ。
予想レンジ 15,000pt~15,600pt
・日経平均
25日移動平均線や基準線にサポートされた形となっているが、引き続き28,500円~29,000円の間での動きということになるのだと思う。週初にしっかりと29,000円に乗せてくれば29,500円あたりまでの上昇もみられるだろう。
予想レンジ 28,500円~29,500円
・TOPIX
雲の下限である先行スパン2や75日移動平均線にサポートされて、25日移動平均線や基準線に上値を押さえられている感じだ。基準線が下落するところで上値も重くなりそうだが、保ち合いが続くと思う。
予想レンジ 1,970円~2,020円
・ドル円
高値圏での保ち合いとなっているが、この保ち合いがさらに続くと思う。方向感は出ずに保ち合い範囲が小さくなる可能性がある。
予想レンジ 113.5円~114.5円
・米国10年国債利回り
高値を付けた後の調整が続いている。25日移動平均線や基準線にサポートされており、ここから再度上昇となるのだろう。
予想レンジ 1.52%~1.70%
・今週の相場見通し
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おまけ トムソン・ロイター・コア・コモディティーCRB指数(週足)
上値は重いが、まだ上昇継続!? インフレであることには違いない。後はスタグフレーションとなるかどうか、景気次第!!