そんなに買うなら売るな!とい感じだが・・・ 月末の売りや銘柄入れ替えがどうなるか?

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マネー・副業
☆ テクニカル分析 ☆
 日経平均
窓埋め完了から今度は上値の窓を埋めるような戻りを試す動きとなった。移動平均線や基準線からの乖離も大きく、上値も重い状況は変わらないと思う。
 ☆ 相場雑感 ☆
 中国企業の問題が一服となり、買い戻しを急ぐ動きとなったというよりはやはり米FOMC(公開市場委員会)で金融緩和の縮小が示されたことで買戻しなどもあったものと思われる。金利の上昇が債券売り、株式買いとなったようでもあり、ここからの米国の動きが気になるところだ。
 基本的には金融緩和が終わるということがはっきりしたので、いずれインフレなどを見ながら金利は正常化、上昇することになる。それまでに企業業績がしっかりと好転するかどうかということだが、日本の場合は金利上昇はまだまだ先という雰囲気でもあり、とりあえずは信用収縮となるかどうかを気にすることになる。
 米国で金融緩和が終了するということになると、お金を借りて株を買うような「レバレッジ」を効かせているようなところはポジション縮小を余儀なくされる可能性がある。金利コストを意識せざるを得ず、ある一定のところまで来れば債券売り、株式買いの流れが止まることになるだろう。
 まだまだ債券売り、株式買いの本格的な資金シフトということでもないのだろうし、実際に資金シフトが起こらず、信用収縮だけが起こるということもある。いずれにしてもバブルが弾けるのも近いということで日本株への影響も考えておいても良いと思う。
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