日経平均の上値は重いと思うが・・・ 30,000円の攻防になるのでは!?

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マネー・副業
おはようございます。
 お彼岸もすぎ、本格的な秋になり台風も近づいているようだ。株式市場も月末月初での波乱も予想されるが、自民党総裁選や中国企業の問題、米国のインフレ懸念や財政問題と波乱要因は多い。以前は9月、10月は暴落などが懸念されるという印象だったが、最近では9月から10月にかけて案外強いという印象もある。いずれにしても波乱要因も多いということであまり振り回されないようにしなければならないだろう。

 先月は月末売りアノマリー期待で空売りが積み上がり、逆に大きく持ち上げられるという結果になったが、今月は配当落ちも大きく空売りも慎重になるのだろうから、逆に大きく下がるということになるかもしれない。配当の再投資などということも言われるが、実は実際に再投資が行われるのは10月相場となってからということであり、今回は銘柄入れ替えの関係もあってあまり期待はできないだろう。そもそも、再投資というよりは単純に先物と現物の売り買いということなので、波乱要因にはなっても必ずしも買い上がるということでもない。いずれにしても目先の需給要因で動いた方に大きく動くと考えておいて良いと思う。

3万円台固めとなるか、3万円を超えると売られるということになるか、週初からの動きで方向が決まりそうだ。いったん方向が決まると上下どちらも大きな動きになる可能性が高い。動いた方につく、3万円台固めとなって上値を試すか、3万円を割り込んで調整となるか、見極めてから動いても良いと思う。
週末の米国市場がまちまちとなり、大幅高の反動もあって本日の日本市場は冴えない始まりとなりそうだ。中国の暗号資産禁止など諸々中国関連の問題も出てきそうで、総じて上値の重い展開となりそうだ。買戻し一巡となったものから今度は手仕舞い売りに押されることで冴えない展開となるだろう。日経平均の銘柄入れ替えや配当取りの動きで指数先行で右往左往させられそうだ。
大きな上昇となったが、3万円を超えたから買おう、というようなことでもなく、まずは3万円台固めということになりそうだ。逆にあっさりと3万円を割り込むということであれば、再度下値の節目を試すことになる。依然として保ち合いという想定でいいと思う。3万円台が固まると30,500円の節目を試すことになると思う。
月末月初を控えて、とりあえずは中国の問題も抱えていることから月末売りに対しての対処を考え、そして月初の買いに対する対処も考える。月末売りで大きく下がれば反発を期待し、下がらなければ買い戻しで大きく上昇となると考える。そして月初の買いも同様に大きく買われれば反落を考え、上がらなければ売られるということも考えてもいいだろう。
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