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コラム
学校だけに頼ると、不登校の情報は足りないことがある
記事
コラム
育児・不登校・海外子女相談専門 奥村直之
2026/07/09 21:39
不登校になると、多くの親はまず学校に相談します。
それは当然です。
子どもが通っている場所であり、担任の先生がいて、学校生活の様子も知っているからです。
しかし、学校だけに頼れば必要な情報がすべて得られるかというと、そうとは限りません。
ある保護者調査では、子どもが学校へ通わなくなり始めたとき、学校から「情報提供はなかった」と答えた人が約半数にのぼっています。
教育支援センターなど公的機関の支援内容について情報提供があった人は約4割。
不登校の相談窓口については約2割。
学校外で支援を受けた場合の出席扱い、フリースクールなど民間支援、不登校特例校や通信制高校などの進路情報については、さらに少ない割合でした。
そして、「学校から必要な情報提供がなく困った」と感じた保護者は、約8割に近い数字になっています。
これは、学校の先生が悪いという単純な話ではありません。
学校の先生も忙しい。
すべての制度に詳しいわけではない。
地域の支援機関や民間サービスまで把握しきれない。
進路や出席扱いの細かな仕組みも、自治体によって違う。
だから、学校だけに頼っていると、情報が足りなくなることがあります。
不登校の親が知りたいことは、実に多いものです。
このまま休ませていいのか。
出席扱いになる方法はあるのか。
教育支援センターとは何か。
フリースクールはどう選ぶのか。
オンライン学習は使えるのか。
通信制高校や不登校特例校という道はあるのか。
学校とどう交渉すればいいのか。
親は仕事をどう調整すればいいのか。
これらすべてを、担任の先生だけに求めるのは現実的ではありません。
だからこそ、外部に相談することが大切です。
教育相談センター。
児童精神科。
カウンセリング。
親の会。
フリースクール。
地域の居場所。
専門家。
複数の相談先から情報を得ることで、ようやく全体像が見えてきます。
不登校対応で怖いのは、子どもが学校に行かないことだけではありません。
親が情報を持たないまま、孤立して判断し続けることです。
学校は大切な相談先です。
でも、学校だけが相談先ではありません。
学校とつながりながら、同時に外にも相談する。
その姿勢が、不登校の親子を守る現実的な方法だと思います。
#不登校
#学校
#社会問題
#教育
#育児
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