5〜6歳・年長から小1前に見えるギフテッド児の特徴

5〜6歳・年長から小1前に見えるギフテッド児の特徴

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コラム

小学校前、「学びたい」が先に来る子がいる

5〜6歳ごろになると、多くの子どもは少しずつ学ぶ準備が整っていきます。

これを学習レディネスと呼びます。

文字、数、話を聞く力、注意を向ける力、知識や経験の積み重ねなどが少しずつ整い、「学ぶ準備ができてきた状態」になります。

しかし、ギフテッドの子の場合、この学びへの欲求がとても早く、強く現れることがあります。

まだ集団生活のルールや相手の気持ちを十分に理解する前に、「もっと知りたい」「もっと難しいことをやりたい」という気持ちが先に出てくるのです。

図鑑を何時間も読む。

数字や文字に強く興味を持つ。

大人に質問を浴びせる。

同年代の遊びより、知識を深めることに夢中になる。

保護者から見ると、「すごい」と感じる一方で、不安にもなります。

「このまま伸ばしていいのか」

「周りの子と合わなくならないか」

「幼稚園や保育園で浮いてしまわないか」

実際、ギフテッドの子は、学びたい気持ちが強い一方で、友だちの気持ちを読む力や、場に合わせる力はまだ発達途中のことがあります。

知識は先に進んでいるのに、社会性は年齢相応。

このズレが、育てにくさにつながります。

この時期に大切なのは、学びを止めないことです。

ただし、知識だけを先に進めすぎるのではなく、人との関わりも一緒に育てていくことが必要です。

好きなことを聞いてあげる。

質問を面倒くさがらない。

でも、友だちと遊ぶ経験、順番を待つ経験、相手の話を聞く経験も大切にする。

私は、ギフテッドの幼児期には「学びたい気持ち」と「人と関わる力」を両方育てる視点が必要だと考えています。

早く学ぶことは悪いことではありません。

でも、その子が孤独にならないように、学びと社会性をつなげる大人の支えが必要なのです。


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