英語といっても色んな英語があることは、以前のブログでも話題にしました。
収入層や趣味、人生観などによって、どんな言葉遣いをどこで用いるかは千差万別です。
最近、私の職場で話題になったのが「”Very delicious”とは言わないのか」という議題。
どうやら辞書を確認すると、「deliciousは言葉自体に『とても美味しい』という意味があるので、それをvery で修飾しない。もし修飾する際は absolutely, utterly などの『とんでもなく美味しい』などと用いる。」と書いてありました。そしてvery delicious は「くだけた場面で」のみ用いられると。
確かに、単語を適材適所で用いるのは自然なことで、このような違いを理解するのは有益かと思います。でも、very delicious と用いるのがおかしいかと言われれば、一般的に受け入れられている以上、日常的な使用においては問題はないでしょう。
ここら辺の判断が講師や先生と呼ばれる人たちで分かれるんですね。どうしても学校はいわゆる「正しい」「丁寧な」「キレイな」言葉遣いを教えようとする場所なので、上記のような説明は一重に「very deliciousは言いません」みたいに終わりになりがちです。
実際、何かが「美味しい」と形容するときには
That tastes good. を通例使うことが多いです。
もしくは単に This is good. というように単純にもできますね。
実はこの話をしている時に、ある先生が tasty を very tasty と使うことができるので、「tasty=美味しい」と覚えることを推奨していました。
この tasty も一見良さそうなのですが、実は tasty は「風味が良い(とりわけ塩味)」という意味が強いみたいなのですね。
実際に Tasty Wine というワインのサイトがあるくらいですので、tasty をなんでもかんでも使うと、これも問題がありそうです。
まあ、色々と述べましたが、世間で名の通っている学校の講師陣でも、一人一人の人生生経験や仕事観、などによって、どのような言葉遣いを受け入れているかが変わります。
そう考えると、学習者が自分に最も合った語学講師を見つけるのは中々難しいんですよね。