哲人
「あなたはご自身の人生に迷っておられる。
なぜ迷っているのか。
それはあなたが『自由』を
選ぼうとしているからです。
すなわち、他者から嫌われることを怖れず、
他者の人生を生きない、自分だけの道を。」
青年
「そうです!
わたしは幸福を選び、自由を選びたい!」
哲人
「人が自由を選ぼうとしているとき、
道に迷うことは当然あるでしょう。
そこでアドラー心理学では、
自由なる人生の大きな指針として
『導きの星』というものを掲げます。」
青年
「導きの星?」
哲人
「旅人が北極星を頼りに旅するように、
われわれの人生にも『導きの星』が
必要になる。
それがアドラー心理学の考え方です。
この指針さえ見失わなければいいのだ、
こちらの方向性に向かって進んでいれば
幸福があるのだ、という巨大な理想になります。」
青年
「その星はどこにあるのですか?」
哲人
「他者貢献です。
あなたがどんな刹那を送っていようと、
たとえあなたを嫌う人がいようと、
他者に貢献するのだ
という導きの星さえ見失わなければ、
迷うことはないし、
なにをしてもいい。
嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。」
--------------------------------------
人間は矛盾した生き物である。
人から嫌われたくないと思えば、思うほど
人から嫌われる。
もういいや、自分らしく生きよう!
と思うと、嫌われないものである。
本当に、逆って大事。
続
最後までご覧頂き、ありがとうございます。
初回ブログは以下よりご覧頂けます。
少しでも興味をもって頂けましたら、気軽にメッセージください。