第124話「共同体感覚」

記事
コラム
この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、影響を受けた本の内容から考えるシリーズである。

・カードはわたしが握っている

・全体論



哲人

「対人関係は、



課題を分離したところで



終わるものではありません。



むしろ、



課題を分離することは、


対人関係の出発点です。」


青年

「では、シンプルに結論だけ



お答えください。



先生は課題の分離は



対人関係の出発点だとおっしゃいました。



じゃあ



対人関係のゴールはどこにあるのですか?」



哲人

「結論だけ答えよというなら



『共同体感覚』です。



これはアドラー心理学の鍵概念であり、



その評価についてもっとも議論が



分かれるところでもあります。」



青年

「おもしろそうじゃありませんか。



それで、どういう概念なのです?」



哲人

「他者のことを敵と見なすのか、



あるいは仲間と見なすのか、



という話をしましたよね?



ここではもう一歩踏み込んだところを



考えてください。



もしも他者が仲間だとしたら、



仲間に囲まれて生きているとしたら



われわれはそこに自らの



居場所を見出すことができるでしょう。



このように、



他者を、仲間だとみなし、



そこに『自分の居場所がある』と



感じられることを、



共同体感覚といいます。」



そして



共同体感覚とは、


幸福なる対人関係のあり方を考える


もっとも重要な指標なのです。」


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人は孤独を感じると弱くなる。



人と繋がっているという感覚が



非常に重要である。



コロナの状況だからこそ



人との繋がりをより



大切にしてほしいです。



あなたは、いろんな人と繋がっていますか?



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