恋愛で不安になりやすい人の心理
記事学び
こんばんは。
恋愛心理アドバイザー白浜ゆうりです。
恋愛で不安になりやすい人の特徴に
①愛され続ける自信がない
②相手への関心が強すぎる
③傷つくことを極端に恐れている
ということがあげられます。
そりゃあ、誰だって信じて傷つくのは怖いです。
でも、恋愛で不安になりやすい人は自分から悪い材料ばかり探して、良い材料を見ていない、という場合がかなり多いです。
あえて、自分から不安になりにいっているのです。
二人で仲良く一緒にいる明るい未来よりも、別れてしまう未来を強く想像しているからです。
これは①の「愛され続ける自信のなさ」からきているものです。
信じて傷つくのが怖いから、自分から不安な材料ばかりかき集めて「相手のことは信じない」という選択を進んで選んでいるのですね。
恋愛で不安になることが、癖のようになっているとも言えます。
「不安になる」ということは②の「相手への関心が強すぎる」ということでもあります。
「相手が離れても離れなくてもどっちでも良い」「なるようになる」と思える人は、そもそも不安にもなりませんから。
例えば
相手からの返信が遅くなったり、会ってくれなくなった時。
恋愛で不安になりやすい人は
「最近、返信遅いからもう私のこと好きじゃないのかも？」
「最近、なかなか会ってくれなくなったから、別れを考えているのかも？」
と、勝手に相手の気持ちを想像して、自分の中の不安を大きくしていきます。
逆に、恋愛で不安になりにくい人は相手から返事が遅くなったら、「今は忙しそうだな」とだけ考えて、しばらく自分から連絡するのを控えます。
相手が会ってくれなくなったら、「今は他のこと（趣味や仕事など）に集中したいんだろうな」とだけ考えて、しばらく自分から会う誘いをしません。
それで、自分の時間を思いっきり楽しみながら、相手からのアクションを気長に待ちます。
こちらの記事でも述べていますが、相手から振られにくい人は、「相手との距離感の調整」がとても上手です。
相手から返信が遅くなっている、会う頻度が減っている＝現時点では、相手はこの距離感を望んでいるということになります。
恋愛上手な人は、何も言われなくても相手の事情を理解して、自分から距離をおいてあげるんですね。相手を責めることはせず、自分の要求や不安を伝えて相手に負担をかけることもありません。
「私が大切なら、いずれは戻ってくるだろうし、まあ、しばらく様子見してみるか～」という感じですね。
でも、恋愛で不安になりやすい人はここで相手を追いかけ、相手に重さを与えるような行動ばかりとります。
「もう好きじゃなくなったの？」「なんで最近返事遅いの？」と責めたり、「もう好きじゃないなら別れようよ」と極端な提案を出したり・・・・。
相手は少し距離をとりたいだけで、まだ別れるところまで考えていないかもしれません。
なのに、「好きじゃないなら別れよう」と、すっ飛ばした提案をしてしまうと、相手も「なんか重いし、もういいや」と別れを受け入れてしまいます。
恋愛で不安になりやすい人はこのように「自滅行為」をとる人がとても多いです。これから距離感を上手く調整して、長続きする未来を見ていないからです。
自滅行為をしてしまう心理は下記の通りです。
相手が離れていったら困る
（愛され続ける自信や余裕がない）
↓
（もしものときに、傷つくことがすごく怖いので）
相手が離れていったときのための、心の準備をしておきたい
つまり、相手の好意を信じない
↓
そのために、不安な材料を積極的にかき集めたい気持ちになる
（いつか相手が離れていっても「やっぱりね、私は前々から別れそうだなと分かっていたし、大丈夫だもん・・・」と安心したいので）
↓
自分の中だけで不安を大きくする
↓
大きくなりすぎた不安を一人で抱えきれなくなって、相手にぶつけてしまう。「別れよう」など極端な提案をして、目の前の不安から解放されたい気持ちになる
↓
別れ
という流れになってしまうのです。
付き合ったばかりの時と、現在の相手の行動を比べてしまうからこそ、不安になります。
「付き合ったばかりのときは、情熱的に求めてくれていたのに・・・寂しい」という感じですね。
付き合った当初と、交際がある程度続いたあとでは、関係性が変わる方が自然です。
何年も情熱的でドキドキし続けられるカップルは稀であり、基本的には付き合うにつれてドキドキは落ち着いていきます。よって、会う頻度や連絡の頻度も落ち着いていくのは自然なことです。
「情熱的に求めてくれなくなった＝もう好きじゃない」ということではありません。
それを分かっている人は「相手が望んでいる距離感」に合わせてあげることができます。
でも、恋愛に不安になりやすい人は上記のような相手の変化を受け入れられません。
相手の熱が冷めたように感じ、不安を相手にぶつけてしまい、相手が望む行動と逆の行動をとってしまうのです。
だから、別れも早くなります。
