週に1回は会うとか、毎日電話するとか・・・・
基本的に恋人間で「ルール」はつくらない方が良いです。
その時々でお互いの気持ち、状況は変わっていくものなのに、ルールがあるとそこに縛られてしまうからです。
決まり事があると、「破った」「破らなかった」と揉める原因にもなります。
毎日電話すると決めていたのに、「忙しいから」と電話してくれなくなったらあなたは「もう私のこと以前ほど好きじゃないのかも・・・」と不安になるきっかけになります。
不安になってしまったら、相手の言動を信じることができなくなり、関係性は悪い方向に向かいます。
なので、そもそも不安になるきっかけをつくらないことが大切になってきます。
恋人が「心地よいと感じる距離感」というのは、恋人の心理状態によって大きく変わります。
そのため、いつだって同じ距離感が正しいわけではありません。
恋人が忙しそうだなと思ったら「いつもありがとう。でも、疲れている時は、無理しなくて良いからね」と伝えた上で恋人の判断を任せましょう。
それでも恋人が会ってくれるときは「忙しいのにありがとうね」と感謝の気持ちを見せたり、疲れないデートプランを考えたり、家でマッサージをしてあげるなど、気遣いを見せましょう。
会った時に「やっぱり、疲れてそうだな」と察したら、次回はあなたの方から「今週末、予定あるんだ」と距離をとることも時には必要になってきます。
恋人が無理をしてしまっているときは、返信は少しずつ遅れてきます。
会っているときも恋人は上の空で話をよく聞いてくれなくなったりして、二人の間に「マンネリの空気感」が漂うと思います。
会っているとき、以前よりも楽しくないな、盛り上がらなくなったな、と思ったら、その時は恋人と一旦距離をとるべきタイミングになります。
恋人があなたに望む距離感よりも、あなたが恋人に望む距離感が近くなってしまうと、恋人はあなたとの交際に少しずつ「受け身」になります。
例えば、デートの行き先を積極的に決めてくれなくなったり、「会いたい」と言ってくれなくなったり、返事のペースが遅くなったり、など。
これらを「近づきすぎているサイン」として受け取ってください。これ以上相手に負担をかけたら、相手が離れていってしまうというリスクが高い状態ということになります。
近づきすぎているときは、恋人に負担がかかっている状態かもしれない、と考える癖をつけましょう。
「彼の返信が遅いな、なかなか会ってくれなくて寂しいな」
とあなたが交際において不安になるときは、
「あなたの方が恋人に近い距離を求めている時」です。
つまり、あなたの方から距離をとってあげるべき時です。
逆に「恋人に会うの面倒だな、時には一人で休日過ごしたいな」
とあなたが交際において慢心になっているときは、
「恋人の方があなたに近い距離を求めている時」です。
その際は、あなたの好意は恋人にきちんと伝え、恋人の不安をケアする必要があります。
恋人が心地が良いな、と思う距離感というのは状況によって変わりますので、あなたが交際において「不安になっているか」「慢心になっているか」で判断すると分かりやすいかと思います。
その都度、状況に合わせて、恋人との距離感を調整しましょう。
近づきすぎたらちゃんと離れる時間ももつこと、離れすぎたらこちらから歩み寄ることが大切になります。