自社ホームページ、ネットショップがどんなキーワードで検索されているのかを知る方法

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こんにちは。シレオクリエイト立川です。

今回は、自社のサイトに訪れている人が、どんなワードで検索されているのかを知る方法についてご説明いたします。

結論:Googleサーチコンソールを活用する

知っている方からすると当たり前すぎる内容にはなりますが、結論は「Googleサーチコンソール」を活用する。以上になります。

今回はGoogleサーチコンソールを知らない方向けの内容となっておりますので予めご了承ください。

Googleサーチコンソールは、その名の通りGoogleが提供しているサービスで、「どうゆう検索ワードでGoogle上に自社サイトが表示たか」「その検索ワードで自社サイトの表示順位は何位か」「表示されたうち何回クリックされて、自社サイトに訪れたか」等のことがわかります。

他には「リンク切れとなっているページはないか」や「スマホ対応になっているかどうか」といったこと等もわかるようになっておりますが、今回はキーワード検索に絞ってお伝えいたします。

サーチコンソールの導入方法

導入方法に関しては、「Googleサーチコンソール 導入方法」と検索していただければわかりやすいものが多くありますので、細かい説明はそちらをご参照いただけると幸いです。

流れといたしましては、

Googleアカウントの作成(今あるアカウントをご利用いただいてももちろん大丈夫です)
Googleサーチコンソールに登録
所有権の確認を行う
Googleにインデックスの依頼をする(Googleに自社サイトの登録依頼をする)
以上4ステップになります。

基本的な見方

Googleサーチコンソールの導入が完了し、ある程度集計のための期間を置いたら、いよいよ自社サイトがどんなワードで検索された際に表示されるのか見ていきます。

これが実際のGoogleサーチコンソールの画面です。これは私が作成したフットサルチームのホームページのデータになります。

左側メニューの「検索パフォーマンス」をクリックすると、下記のような画面になります。
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デフォルトで期間は過去3ヶ月間のものが表示されます。ここは「日付:過去3ヶ月間」の隣にあるペンマークをクリックすれば、表示期間の調整ができます。

番号を振ってある項目を順番に説明いたします。

① 合計クリック数:検索結果としてGoogleに表示され、実際にクリックされてサイトに訪問された数

② 合計表示回数:検索結果として、Googleに表示された回数

③ 平均CTR:合計クリック数 ➗ 合計表示回数で算出されるクリック数のパーセンテージになります。最低でも1%以上は必要と言われています。

④ 平均掲載順位:Google検索表示結果で、平均して上から何番目に表示されているかがわかる指標にります。11位以下になると2ページ目以降にいってしまうため、CTRが大きく下がります。

また、グラフで表示されているのは、青→合計クリック数、紫→合計表示回数となります。

タイトル左の□をクリックすると、グラフの表示、非表示を切り替えることができます。

検索ワードの見方

グラフの下の方を見ると、どんな検索ワードでGoogle上に表示され、実際に何回クリックされているのかがわかるようになっています。
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このサイトの場合はほとんどが「長岡 フットサル」「長岡市 フットサル」「フットサル 長岡」で検索した結果表示されていることがわかります。

また、ここでキーワードをクリックすると、そのキーワードのデータを参照できます。このサイトの「長岡 フットサル」をクリックすると下記のように「長岡 フットサル」で検索された場合のみの表示ができます。
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サーチコンソールを活用した自社サイトの改善方法

これまで見てきたように、このデータを見て、自社サイトの検索ワードや、掲載順位、クリック率がわかります。

これらを見て、下記のような施策を打つことができます。

コンテンツの検索順位を上げる
「表示回数が多いのに掲載順位が低い」という場合は、自社サイトのコンテンツよりも、他社の上位表示されているコンテンツが優れているということが考えられます。

まずは競合分析をして足りない自社に要素を探り、自社コンテンツを改善しましょう。

また、想定外のキーワードで上位表示されていることを発見できることもあります。その想定外のキーワードの内容を盛り込んだコンテンツを作成してさらに上位を狙うということも可能です。

クリック率を上げる
「掲載順位が高くて表示回数も多いのに、クリック率が低い」というページは要注意。

問題がありそうなページがあれば、実際にGoogleでキーワード検索をしてみてどのように表示されるかチェックしてみましょう。

クリック率が低いということは、ユーザーとの最初の接点であるタイトルやディスクリプションに問題がある場合が多いです。

競合コンテンツも確認してから修正していきましょう。

まとめ

以上Googleサーチコンソールを活用した「自社ホームページ、ネットショップがどんなキーワードで検索されているのかを知る方法」を見てきました。

今回紹介した昨日はほんの1部のもので、検索パフォーマンスだけでも、まだまだ便利な機能があります。

また、GoogleサーチコンソールとGoogleアナリティクスと併用して分析をすることで、自社サイトのページのどの部分に改善ポイントがるのか、といったところも見えてきます。

ただデータはあくまで改善するためのツールであり、情報を収集することが目的ではありません。

どれだけデータを分析できるようになっても、それを活用して自社サイトを改善していかなければ何の意味もありません。

少しずつこれらのデータを活用し、自社サイトの改善にお役立ていだければ幸いです。

それではまた!
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