ココナラ初心者のかたに向けたノウハウを以下のサービスとして販売しており、このところコンスタントに販売しております。
そのやりとりの中で気づきがあったので、シェアしようと思い立ち、ご購入者さまの許可を得て一部の回答について、転記させていただこうと思います。
ノウハウ執筆時からの変化
私は5年前にココナラを始めて、素早くプラチナに至り、その後PRO認定いただきましたが、決して平坦な道ではなかったので少しでも後に続く方のお役に立てば‥‥とプラチナランクを得てすぐに執筆しはじめたのです。
5年前の執筆時と何が違うか、と言えば、純粋に「経験数」と「視野の広がり」、「トラブルへの対応力」だと思っています。
そしてたくさんの感謝も胸にあります。出品者同士の交流に救われ、購入者さまからの感触や運営の支援もモチベーションになっているので、つなぎ目として発信できればと、今日は少々重い腰を久々に上げました(笑)。
「バランス・調和」を大切に
数々の痛い目を通じて、自分のペースを守ることが常に複数抱える原稿のクオリティを守ることにもつながると学びました。
今は、あまりに短納期の案件、価格や内容に無理がある案件はお断りしています。しかし、その分リピーター様や契約している企業へのクオリティの高い原稿をお戻しでき、約束をきちんと果たせていると感じます。
自分の能力を活かしきって原稿をお戻しする、という土台なしでは、どんなにオプションのサービスをしても不安定になっていくだけだと思っています。
つまり、トップバナーに選んだ写真のように、「バランス・調和」が大切だということです。
気持ちのよい循環を生むには心身を整えて仕事に向かうという生活リズムも欠かせません。
一方で駆け出しの、このノウハウをお求めいただいた方は、実績を上げてPRしたい(埋もれたくない)と安売りしすぎるのも‥‥という焦りと葛藤が気持ちの大半を占めていらっしゃるようでした。
その気持ちは、かつての私もほとんど同じですが、目指すところを見誤らないことが大切だと思うのです。
今回は「出品価格について考える」ことを掘り下げたいと思います。
※販売しているノウハウでは差別化のために何をすればいいか、あるいは価格の設定に重点を置いておりますが、私の得た気づきを基に、視点をずらしてみます。
【ノウハウご購入者さま からいただいたご質問】
文字単価0.3円とか、人によっては0.1円で出品している方がいますが、それだと、単価×文字数がカテゴリ最低価格に届かないこともあるのではないでしょうか。そういうときどうしているのでしょう……。
【ことのわ の回答】
ご質問についてですが、案件全体の金額(分量や納期、作業内容)が最低価格を満たすように、本来よりも長文や即納対応などのサービスを追加しているケースが多いのではないかと推測します。
これ以外に明確な推測ができずに上記のお答えをしました。
0.1円~0.3円の文字単価で仕事をするのは私にとっては持続可能ではなく、ある金額よりも下の単価ではお請けしていない旨、ご質問いただいた方にはお答えしています。
値下げ競争になっている要因
数年前に始めた当初は、今ほど安売りが目立つことはありませんでした。しかし、最近は競争がどんどん激しくなってきていると感じます。これは、単純にユーザー数(出品者)が増えて、出品したところで埋もれやすくなったことも一因だと思います。
また、「最低価格」の設定も影響していると考えています。始めたころは、校正の最低価格が「500円」といった低価格も存在していましたが、運営側が徐々に最低価格を引き上げてきた経緯があります。
そのため、出品者としては「安さ」をアピールしたいのに、購入者からみると全体的な価格は少しずつ上がってきている(値ごろ感が目減りしている)印象です。だからこそ、出品者は単価バナーなどを使って、より「安さ」が目立つように工夫しているのではないでしょうか。
関連記事もあります↓(業務委託であっても、「時給」感覚は要るのでは、というのが私の考えです。)
「安さアピール」が招くリスク
私は単価を持続可能でない範囲にまで下げてPRすることをあまりおすすめしません。
なぜなら、自分の経験上、「安さ」だけでつながったお客様とはトラブルになることが多かったからです。
たとえば、
・納期や分量に見合わない作業を求められて全体のスケジュールが乱れる
・納品物に対してクレームをつけられたりすることがありました
(見積もり段階で「言ったもん勝ち」の状況になりやすく、先方が強気に出てくることもあります)。
・根拠の乏しいと思われる健康食品案件や、コロナ禍の補助金申請(ライティングを要求される)など、怪しげな案件を引き寄せてしまうこともありました。これは、安さを強調すると、「なんでもやってくれる人」と思われてしまうのかもしれません。
それでも「実績を積みたい」と考える方も多いと思いますが、最初の一歩こそ、気持ちよく取引できることを大切にしてほしいと願っています。
上記のような「痛い経験」は、ココナラで出品していると誰もが一度は通る道です。しかし、できるだけ避けたほうが、長く続けやすくなるのではないでしょうか。
これは、モチベーションや出品者自身の心身を守るためでもあります。
実際、実績が増えるとランクごとにオンラインやリアルの交流会が開かれますが、そこで知り合った親切な方々も、金銭トラブルなどが原因で辞めてしまうケースが見受けられます。
ココナラでの出品を続けられている人は何が違うのか
一つの要素を申し上げれば、境界線を上手に引いています。
自分が得意で出品者に貢献したい部分をきちんとPRし、反対に自分が譲れない部分や妥協できないケースを明確にされていて、その範囲を出てしまう場合は案件をお断りしているようです。
いずれも、技術とサービスというベースがきちんとありつつも、「柔軟さ」や「繊細さ」をうまく発揮されている方々だと思います。
辞められた方々は、つくづく人情の厚い、奉仕の気持ちの強かった方々だなと振り返ります。
サービス精神は、購入者さまと心が通って、気持ちの良い循環を生むとは思いますが、その方たちの気持ちが折れてしまったこと、仲間として支えられなかったことには後悔があります。
どうかビギナーのみなさまが最適な形で一歩を踏み出せるように、心から応援しています。
本業も受け付けております。どうぞお気軽に。↓