太刀風居合の「ソー:ラブ&サンダー」を見て来たので語る

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何か効果があるかなと思ってスマホの待機画面を「スマホいじっている場合ですか?」と書かれた真っ白な画面にしましたが、結局はネットフリックスの魔力には勝てません。恐るべき無料という名の罠。圧倒的な誘惑。これに打ち勝つ方法は気合や根性や精神力ではなく「解約」しかありません。と、前にもそんなことを書いた気がするのですが、まだ解約していないという。
そんなことより、映画を見たせいで頭痛が半端じゃない。めっちゃ痛い。
はい。ソー:ラブ&サンダーの感想を述べます。今まで色々な映画の感想を述べてきましたが、はっきり言います。私は映画評論家としてはド三流。ド素人です。そもそもソーの映画が今回が初めて。今までの3作を見ていません!アベンジャーズは見たけどね!さぁ張り切っていきましょう!マーベル映画なので演出とか、音楽とか、役者の演技は完璧でしたので、今回はストーリー面だけ語ります。

ギャグの多さが問題になっていることは、既に映画に行く前から分かっていました。賛否両論が多いとか何とか。私の今思い返すと「ソー」ってどういうキャラクターなのかよく分からない。確かにギャグは多いなと思いましたが、私は何故かどうとも思わなかったんですよね。いや、ギャグとかジョークとか大好きな人間なのですが「あーこれがギャグなのか」という印象しかない。面白いとは思いますけど、笑いが込み上げるとかじゃないですね。「あーこんな感じなんだー」という印象で上映時間が終わってしまいました。でも、これ終わった瞬間に全てが逆転したんです。悪い意味で。

※若干のネタバレを含みます。絶対にブラウザバックしないでください※

ストーリーの素材は100点です。敵の戦う理由が的確です。「神が自分の子供の命の危機でさえも救ってくれなかった」敵の戦う動機がいいですね!子供の誘拐とかも良い。下手に複雑にせずにヒーロー映画らしい仕上がりです(ドクターストレンジがやり過ぎたんだよ)。ヒロインの戦う理由や、葛藤も素晴らしい。ヒロインらしく、カッコよくもあり、見せ場もあり、弱さも隠し持っていて、全ての行動理由に納得がいき、感情移入ができます。ソー自身もなかなかヒーローらしいです。途中にギャグを挟むのも私は基本的には良いと思っています。ソーの戦いは悲しみに満ちています。だから空元気で虚勢を張っている。そう思え……ないよ!やりすぎ!

ソーが母も父も兄弟も戦友も失った悲しみがあって、今度は恋人を失おうとしている。なのに……なんで笑わせにくるのかなぁ。仲間が死にそうなのに笑わせようとするし。素材もストーリーも完全無欠なのに、ギャグのせいで「ん?あれ?泣けない」ってなっちゃったじゃん!そんなにギャグをいいね!って思っていなかった私としては、映画が終わった瞬間に「あれー」という気持ちだけが残ったんだよ。何度も言います。理由付けやら、戦う背景やら、葛藤やら、概ねの骨組みは完璧なんです。なのに……なんで……。

 あと、今回のヴィランのゴアはめっちゃ好きだったので、もっと雑魚を倒して欲しかった。「色々な神々を倒した後」のシーンばっかりだったんですよねー。ゴアが神を殺すシーンがもっと欲しかったなー。神々の集会みたいなシーンがあったんですけど、実は私心の中で「よし!ゴア!乗り込んで○殺パーティーだ!」ってゴアの登場をめっちゃ期待していました。せっかく「神々への復讐」っていう完璧なヴィランなのに、そこが雑なのは良くない。

【総評】悪い所ばっかり言ったけど、日本のクソ漫画の実写化よりは300倍良い映画です。全然、好きですよ!作家として参考にもなりました。皆様も是非、 映画館でソーを応援しましょう!日本のクソ映画ってお前に言っているんだぜ「鋼の錬金術師」。
【追記】緊急事態発生。映画まで時間があったのでゲーマーズに寄ったんですが……バンドリのゾーンが「五等分の花嫁」に置き換わっていて、バンドリのゾーンが小さくなっていたんです!由々しき……。と、金を落とさないユーザーが思うという。

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