#15 日本の占いはアレンジがほとんどで、オリジナルはほぼないのです。

#15 日本の占いはアレンジがほとんどで、オリジナルはほぼないのです。

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占い
皆さま、ごきげんよう。朝霧晴です。
んー、今回のテーマは流派によって、すごく反感を買いそうですね。
いや、本当に地味に知られていなかったり、誤解されているたりするのですよ。
けれど、残念ながら「日本オリジナルの占い」というのは、ほぼないです。

もしアレンジもオリジナルというのであれば、きっと確かに日本独自の占いは存在します。
例えば、ラーメンが日本食である、というように。
しかし、元を辿っていくと、日本で生まれたのではなく、中国で生まれ、輸入され、独自の進化を遂げた結果、日本食になっただけで、オリジナルかと言われたら議論を呼ぶものです。

そのため、明確にオリジナルと呼べるような、1から日本で生まれた占いはあまり知られていません。
私も調べていってようやくわかった事実なので、こればかりは仕方ありません。

あぁ、そうそう。今回はこうした雑談的なお話なので、特に言いたいことはないですよ。
むしろ、反論があれば、ぜひ教えていただきたいのです。
なにぶん、私もまだまだ未熟ですから、日々勉強です。

さて、最初に現在での日本特有の占いを見てみましょう。
勘違いしないでいただきたいのは、「日本独自」は少なくとも「日本特有」はそこそこ存在するという点です。
例えば、近年とても人気な九星気学は日本特有です。
それから、今の四柱推命も日本特有ですし、マイナーではありますが、六壬神課という安倍晴明で有名な占術も日本特有です。
それから宿曜占星術と呼ばれる占術の中でも二十七宿という手法を使うのは日本特有です。
一般的な認知だと、手相も実は日本の見方は他の国になかったりします。
そう言った意味だと、人相や姓名判断も我々が目にする手法は日本特有です。
もっともっと、日本特有はありますが、例示するのはこれくらいでいいでしょう。
しかし、これら全て、原型は他の国にあるのです。

九星気学は、1900年代に九星術と風水の気学を合わせて大成されました。
四柱推命も六壬神課も、元は大陸の占いです。
宿用占星術も面白い流れをしており、二十七宿という手法は中国で生まれたものの、一度インドへ渡り、二十八宿となって帰ってきました。
それを日本に入れると、二十七宿だけが広まり一般的となりました。まぁ、これは暦の都合上仕方ないのですが。
あとは、手相や人相、姓名判断も中国や西洋から輸入されたものです。

そう、ほぼほぼ原型は大陸にあり、日本独自の研究などで発展し、大陸と違う進化を遂げたというだけでした。

ならば、日本で生まれたのはどういう占いなのでしょうか。
これを知りたくば、宮内庁に入り、特殊な閲覧室の資料を見る必要があります。
まぁ、無理ですがね。
実は日本でも中国でも、占いは古来貴人のみに許され、政に用いられていた特別な技術です。
故に、そう広まることはありません。

しかし、それでも大衆の間で生まれた占いと、時代が進むにつれて広まっていった占いがあります。
それでも私が認知しているのは二つだけです。
それが「辻占」と「歌占」だけです。

辻占は大衆で生まれて、江戸時代まで多く使われていた占いです。つじうらと読みます。
占い方は特殊で、逢魔時に辻に、つまり十字路に出て、呪文を3回唱える。
その後、目を瞑り、よく耳を澄まし、行き交う人々の声を聞く。
その聞こえてきた言葉で占いをする、というものです。
今の占いとは明らかに毛色が違うことがわかるでしょうか。
しかも、この占いの起こりは奈良時代だと一説には言われています。
ただし、同時に闇が深い占いでもあり、忍者が暗躍できたのもこの占いを盾に情報収集していたからだと言われていますね。

そしてもう一つは「歌占」です。
これ、能か歌舞伎か忘れてしまいましたが、その演目にもなっているそうなんですね。
歌と言いますが、昔は歌というと音楽ではなく、和歌を思い浮かべていました。
つまり、和歌を使った占いです。
これは和歌が書かれた何かを見えないようにして、一つ選ぶというものです。
この「何か」は本であったり、短冊であったり、その人や状況によって変わっていました。
それに選ぶのも本人が選ぶ場合と占い師が選ぶ場合があったり、やり方が複数みられたのです。
そりゃこれも平安時代からあったわけですから、仕方ないですがね。

私が知る日本で1から生まれた占いはこれだけです。
なので、日本だけで占いを勉強しようったって、そう上手くいくわけないのがお分かりいただけましたか。
では、長くなったのでこの辺にしておきましょう。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
ではまた別の記事でお会いしましょう〜。
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