こんにちは、箔です。
「優しい人なんです。嫌なところも、特にないんです」
でも、次に会う約束をしようとすると、少し気が重くなる。
紹介やマッチングアプリで出会って、何度か会った相手。
連絡も丁寧で、自分のことを大事にしてくれているように感じる。
だからこそ、
「どうして私は好きになれないんだろう」
と、困ってしまうこともありますよね。
誘ってもらえるのはありがたい。
でも、返事をしようとすると手が止まる。
何か嫌なことをされたわけでもないから、会わないと決めるのも申し訳ない。
そんなふうに迷っている方もいると思います。
僕は、そこで無理に「好きにならなきゃ」と思わなくてもいいと思っています。
人としていいなと思う気持ちと、恋人として近づきたい気持ちは、いつも一緒に生まれるわけではないからです。
何度か会ううちに、少しずつ惹かれることもあるでしょう。
ただ、この先好きになるかどうかは、今は分からないんですよね。
だから、好きになれる理由を探す前に、会っている時の自分を少し振り返ってみてほしいんです。
たとえば、帰り道に疲れていたとしても、
「緊張したけど、あの話は面白かったな」
「次は私の好きなお店にも行ってみたいな」
と思うこともあれば、
「今日は終わってほっとした」
「次も誘われたら、何て返そう」
と、次の約束が負担になることもあります。
同じ「疲れた」でも、その中身は少し違いますよね。
会話が途切れないように頑張りすぎたのか。
まだ慣れなくて緊張したのか。
それとも、二人で過ごすこと自体に無理を感じていたのか。
一度の気分だけで決めなくても大丈夫です。
会う前、会っている間、帰った後。
それぞれ、どんな気持ちだったでしょうか。
「いい人だったか」と一緒に、
「私はどんな時間を過ごしていたか」
も、振り返っていいと思います。
男性の立場からすると、誘いに応じてもらえたら、
「もう少し仲良くなれるのかな」
と期待することはあると思います。
もちろん、その方が実際にどう思っているかは、本人にしか分かりません。
ただ、相手の期待を感じたとしても、それだけを理由に会い続けなくていいんです。
会ってみて初めて分かる気持ちもあります。
何度か会ったからといって、恋人になるかどうかまで、先に約束していたわけではありませんよね。
「もう少しこの人のことを知りたい」
そんな気持ちがあるなら、次は短い時間でお茶をしてみてもいい。
会う間隔が近くて気持ちが追いつかないなら、少しゆっくり進めてもいい。
反対に、会いたい気持ちより、
「断ったら悪いな」ばかりが浮かぶなら、
その気持ちも見過ごさなくていいと思います。
相手を傷つけたくないから、迷うんですよね。
でも、相手の気持ちを大切に考える時に、あなた自身の気持ちも一緒に大切にしてほしいんです。
何回会ったら好きになるべき、という決まりはありません。
大きなときめきはなくても、ふと相手に話したいことが浮かぶ。
次に会うなら、これを聞いてみたいと思う。
そんな小さな関心が育つこともあります。
一方で、何度会っても気持ちが向かないこともあります。
それだけで、あなたが冷たい人になるわけではありません。
「相手はいい人なんだけど……」
その先に続く、まだうまく言葉にならない気持ち。
急いで答えを出そうとせず、まずはその続きを聞いてあげてください。
相手への感謝と、恋愛としてどう感じているか。
少し分けて考えると、見えてくることもあると思います。
もし、申し訳なさや過去の恋との比較が重なって、自分でも分からなくなっていたら、お話を聞かせてください。
相手とのやり取りと、あなたが感じてきたこと。
どちらも伺いながら、これからどうしたいかを一緒に整理していきましょう。
箔
女性向け・男心の電話相談