トラが そういうと
たろうくんがかいた「ぐるぐる」のえが
ぴかーっと ひかりはじめた!
「さあ いくよ!」
トラが たろうくんの てを ぎゅっ
せかいが
ぐるん!
異世界へと進むトンネルが光と共に現れ、トラに導かれたたろうくんはこれから自分の描いた絵の世界に入って行きます
この異世界トンネルという演出に、ここをくぐったらどんな冒険が待っているか、この絵を描いた本人もどうなるんだろうとワクワクして見てくれたのではないでしょうか
このぐちゃぐちゃな絵
子供の自由な発想と、何も考えずに思うがままに筆を走らせたこの絵を、実はどのように使おうかとかなり悩みました
そこで導き出したのが異世界へのトンネルという演出です
なかなか良いアイディアが浮かびこの後の展開が楽に進むようになりました
このように、子供の絵を絵本にするということは今後こういった絵がたくさん出てくるということです
その度にどう料理したら良いのかと頭を悩ませるかも知れませんが、どんな絵でもストーリーに乗れば素晴らしい話になるんだと確信していますので、「こんな絵が絵本になるの?」と最初から考えずに、お子様が自由に描いた絵を見せていただきたいと思います
先日、本の装丁について書かせていただきましたがもう一つ
本文(中身)の紙ですが普通の絵本よりは厚手の紙となっています
それは、印刷屋さんが提供しているフォトブックを利用しているからです
フォトブックですから当然写真集を作るような装丁ですが、先日も申し上げたように本のサイズ、表紙は絶対ハードカバー、そして提供できる料金などを考慮した結果こちらを使わせていただくことにしました
今紹介している本を作った家族に出来た本を渡し感想を聞いたところ、中身は通常のいわゆる本の装丁のようにもう少し薄い紙が良いとのことでした
私もそうしたいのは山々だったのですが、私のこだわりを実現してくれるのがこの形でしたのでこの装丁で進めることをお許しください
ただ良いこともありました
実はフォトブックということもあって、印刷をさせていただいた印刷屋さんが売りにしている6色RGB印刷で本を作ったので色の再現度がめちゃくちゃ良いのです
紙媒体のデザインをやっている方ならお分かりだと思いますが、通常紙に印刷する場合は4色でCMYKというインクを使います
Cはシアン(藍)、Mはマゼンタ(紅)、Yはイエロー(黄)、Kはスミ(墨)
印刷物はこの4色で表現されていて、写真などを再現する場合実際の色よりも少しくすんで印刷されてしまいます
ではRGBはどうなのかと言うと
RはRed(赤)、GはGreen(緑)、BはBlue(青)
これは光の3原色で、テレビやパソコンやスマホのディスプレーで色を表現するために使われているものです
要は紙に印刷されているのだけれど、スマホで見た写真と同じように色が再現できると言うことです
さらに6色と言うことで色を忠実に再現するために3色も追加して印刷してくれると言うのです
これはこの印刷で作るしかない!
と言うことで、この綺麗に色を再現できる印刷で作ったお子様の大切な絵で作った絵本を、ぜひ手にしていただきたいと思います
絵本の続きはまた明日・・・