意外に知らない?こんなにかかっていたなんて!

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皆さんこんにちは。

ファイナンシャルプランナーのFP千です。

今回は、意外に知られていない「支出」のご紹介。

皆さんが日々の労働の対価として得られている「収入」から、
日々生活するための必要経費、いわゆる「生活費」ってありますよね?

「生活費」と一口に言っても、
家賃や光熱費、水道代、食費、車の維持費、学費、趣味娯楽費、
生命保険や損害保険料、旅費や交通費、習い事や夫のお小遣い
などなど・・・。

総務省統計局が発表している2021年9月の世帯消費支出は平均で
22万(全世帯平均)~26.5万(二人以上の世帯平均)程とのこと。

でも、実際は「世帯収入」によりけりだし、ご時世なので、
「こんなに使ってない」って人の方が多くいらっしゃると思います。

ただ、支出ってこれだけではないって知っていますか?

支出には大きく分けて「個人(または世帯)の支出」と
国や地方自治体のサービスを受けるために支払う「公的な支出」
の2種類があることをお忘れではないですか?

・社会保険料 / 国民健康保険料
・厚生年金保険料 / 国民年金保険料
・所得税
・住民税

上の4つは一般的にはお給料から強制的に天引きされている
「個人(または世帯)の公的な支出」です。

「生活費を節約」するために生命保険を見直したり、携帯会社を変えたり、
ってお話は聞きますが、こういった社会保険料と税金の節約となると
「公的保障制度」を詳しく知らなければ節約のやり方がわからないため、
面倒で放置している、または節約対象であることすら知らない方も
多いかもしれませんね。

ここまで計算されて生活している人があまりいないのも実情ですし。

この支出が節約できるか否かは、
・ちゃんと仕組みを知って、都度適正な手続きをしていますか?
・年末調整の時に会社に任せっきりにしていませんか?
がポイントです。

「公的な支出」は「生涯収入の約2割ほど」と言われています。

仮に平均年収400万のサラリーマンA君が22歳~65歳までに納める金額は
2割だとざっくり 400万×43年×0.2=3,440万 ・・・
家が建ちますね。

目に見える節約はいろいろしてみたけど他にもないものか?と探されている方
は、こういった分野も調べてみると、「思わぬ収穫」に繋がるかも。

若いうちから始めた方がより効果が表れることでもありますので、
こういった「情報」には敏感になっていきたいところです。

どこかで誰かのお役に立てる情報として利用されることを願って。
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