塵と埃の舞う世界で

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占い
今回は、
天命を知る意義について。

※4分ほどで読めます。
※加筆修正中です。

では、こちらから。


Top画 created by Sasha Freemind on Unsplash.



   ***



 【 空


空は広くて、大きい。

宙を漂う”見えない存在”は
塵(ちり)と、埃(ほこり)。



 【 塵埃


塵埃と書いて”じんあい”
割合を表す単位です。

〇割〇分〇厘までは
ご存知ですよね?

さらに下にあるのが
塵(じん)と埃(あい)。

サイズ的には、 ” 塵 >埃 ”
塵は10億分の1、埃は100億分の1。


物質としては小さくても
影響は無限大です。

掃除機掛けを一日サボれば、
塵も埃もそこかしこ。



 【 自意識


さて、ここからが本題。

天命とは、天に課された
自分だけの課題。


自分を客観的に捉え
俯瞰する力を”自我”と呼び

他者がどうあれ、己を知ること。


似た言葉が、”自意識”。
自分を捉える際に主体性はなく

他者の意見に左右され
人生を危機へと導きます。

それは纏わり付く埃のよう。

美しく磨かれた宝石も
埃を被り、輝きは消えます。


 【 知理誇リ


見えない”チリ”と”ホコリ”。

さて、人で見えない部分は
精神面です。

そこで重要なのは、
”知”性、”理”性と”誇り”。

意味は:

知性:知識経験を基に深い理解で問題を解決
理性:感情的にならず冷静に論理的に思考
誇り:自信を持ち、自慢に思う心の働き

優先順位を考えると
知性>理性>誇りの順でしょう。


自信も、度が過ぎれば自惚れに。
簡単に道を見失います。

回避するには、浄化が必要。



 【 雨天後晴レ


自然界で浄化力といえば
水ですね。

雨天の後、空が晴れるのは
大氣中の塵や埃が地の底へと

還される法(さだめ)だから。


なお、人生も自然のなかで
摂理に沿って流れます。



 【 借リ物物語リ


ところで、我々人間や自然界は
実在するのでしょうか。

もしこの世が、仮想空間なら?

真偽はさておき、
正しいと仮定して。


天命を知る意義は
物質界にはなく

いずれ消える仮の世で
借りた肉体に思いを秘め

魂をどう磨き、自らの物語を
どう紡ぐのかだと思います。



   鏡花水月ノ悟リ 】


”桃源郷”という、見えるけれど
容易に辿り着くことのない、幻。


いくら有名になり、財を成して
美しい肉体や資産を囲ったところで

辿り着ける場には思えません。


バレなければ、賄賂があれば
何でもアリの世とはいえ

肉体の終焉を迎えた先で

生前に見過ごした罪深い己は
上書きなどされないでしょう。

そんな世は、もうお終い。


   **


...とある、海外ドラマ。

変わり者で嫌われ者の
刑事が主人公。


凶悪な罪深き者を何年も追い
執念で事件を解決します。

重傷で入院し、昏睡状態から
かろうじて歩けるようになり

はじめて外で息を吸え
”病院はウンザリだ”、と

自分の車に向かう際の会話が
とても印象的でした。


上司「”服”を取りに戻ろうか?」
元刑事「要る物など何もないさ」

そして、

「以前は、闇”のみ”だった」
「だが今は、光が優勢だ」


思うに、

”物質世界に必要なモノなどない”
”暗く絶望に満ちた雨はもう上がる”

そう聴こえます。



   **



”自分なんて塵や埃と同じ”

そう信じ込まされた日本人の
内面にこそ

”映え追求型量産ロボ”には
読むことの叶わない

輝きを感じます。



雲のない夜空に広がる
天の川。

一つひとつの星が孤独を生き
決して徒党を組まず

大声で自己主張する
こともない。


それはもしかしたら

孤独に絶望を抱えた
塵や埃に宿る魂が

神秘的な光で映し出された
絶景なのかもしれません。




   ***



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