平場の月

記事
コラム
久しぶりに小説を買いました
「平場の月」という作品

ここ最近、老眼がひどくて
文字を読むことに抵抗がありました

でも、テレビで紹介されていたので
気になって本屋さんへ

本を買ったのは何年ぶりだろう

少し前までは
よく本屋さんで買っていたのに...

最初は理解できませんでしたが
読み進めるうちに物語の流れが見えてくる


設定が50代
今の私と一緒

共感のレベルが半端なく
思わず声がでるくらい

気になる人への思い
家族の介護
自分の健康状態
同級生の健康状態

それらがリアルに描写されていました

中学時代から
お互いに気持ちは通じ合っている
そしてそれは今も通じ合っている

その2人が再会
恋愛というより人間愛

そんな物語が展開されていきます

その中で
「痛恨だなぁ」というセリフ

その場面が一番好き

本当は「一緒になりたい」と
最初から思っていたはず

でも、出てきたのは
「痛恨だなぁ」という言葉


行きつけの居酒屋の場面

いつものカウンター
居酒屋のマスター

2人の会話を眺めている
そのシーンもたまらなく好き

最後に青砥が泣き崩れる場面

そこにいた彼女
それを思い出す

昭和の歌がラジオで流れている
マスターがボリュームを上げる

その瞬間
マスターの優しさ

青砥の悲しみ
須藤が言おうとしていたセリフ

一緒にいて欲しかった
でも、負担はかけられない


その後ろで笑い声が聞こえている
仕事場の同僚たち

カウンターで
青砥は泣き崩れる

最後は涙が止まらなかった

男の浅はかな考えは
女性の思慮深さには勝てない
そのことがよくわかる

女性目線で
この物語に触れたら
どうなるのか

とても話しがしてみたい

「50代は終わりの始まりでもある」

この言葉でハッとさせられた

そう
自分はもう50代なのだ

終わりの始まり

この人生で何を残していくのか
この先、どんな風に過ごすのが最適解なのか

よくよく考えていく必要がある

私は一体どこに向かって
何をしようとしているのだろう

いつまでも若い気でいたが
どうやら何か新しいことを始めるには
いつの間にか歳をとっていたみたいだ...

とてもいい作品に出会えた

おそらく過去一番
私の心に残る作品

今後もこの作品が
心の支えになっていくだろう

本を読み終えた直後に
映画館でレイトショー

一人で夜
明日は仕事だというのに

翌日は寝不足気味だったが
心は暖かかった


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