僕が不動産営業をやめた理由。。。

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コラム
 普通の公立高校を卒業し、普通に人生を送ってきました。
し違うこととすれば20歳で結婚、第一子を授かり、
人より少し早く結婚しました。

 そんな自分にも夢があり、日本人ならほとんどの人が思うことと一緒で、大きな家を建てたい気持ちがありました。

 けど、大きな家を建てるためには、当然お金が必要になります

 なので、僕はそんな普通の人間でも人より多く給料をもらえる可能性がある不動産営業をすることにしました。

 結婚当初は、もともと働いていた建築作業員をしばらくしておりましたが、
このまま一生、建築作業員をしていても、大きな家を建てることができる想像ができなかったので、退職し、上記の通り、建築設計事務所の営業職として勤めることになりました。

 入社当初は、その会社も設立3年目ぐらいで、私のほかに社長(一級建築士)と営業の上司、そして、設計アシスタントぐらいの社員数で、すごく小規模の会社でした。 私は、未経験でしたので、当然、宅地建物取引士などの資格もなく、右も左もわからない状態で毎日言われたことの業務をこなしておりましたが、日々の時間を過ごす中で、もともとしていた建築作業員の経験をもとに、より細かな施工方法や建築に対する考え方を自分の言葉でお客様に説明し、会社もとより自分自身をお客様に信頼していただき、家を購入していただけるように努めてまいりました。

 そして、月日が流れ、お客様のおかげで私も宅地建物取引士やファイナンシャルプランナーの資格を得て、営業成績が伸び、その甲斐あって、会社も社員数も増え、自社社屋や作業場、倉庫など順調に会社が大きくなりました。
 ただ、そんな日々を過ごして約10年経過したある日、気付いてしまいました。

家というのは人が思うほど憧れの存在ではなく、ただの箱なのだと。

そんな考えになってしまった私は、お客様に家の購入を勧めることができなくなり退職しました。

 このブログではそんな経験をもとに、一生の買い物をされる前に、
よく日本の住宅業界の現状や将来、そして、日本の不動産価値などについて私なりに説明できればと思っております。

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