書類選考が通らないとき、何社出してから見直すか|数を増やす前に止まる基準

書類選考が通らないとき、何社出してから見直すか|数を増やす前に止まる基準

記事
IT・テクノロジー
現役エンジニア × 国家資格キャリアコンサルタントの yoshi_career です。日系企業から外資系IT企業に移り、いまも現場でエンジニアとして働いています。福岡在住です。
「10社出して、全部書類で落ちました」
このご相談を受けたとき、まず聞くのは「同じ書類で出しましたか」です。たいてい、同じです。
同じ書類で数を増やすと、同じ結果が増えるだけです。どこで止まって見直すかを、先に決めておくほうが早く進みます。

目安は「5社」


明確な正解はありませんが、5社出して1社も通らなければ、書類を見直すという線が現実的です。
理由は2つあります。
① 1〜2社では、相性で落ちている可能性があるたまたま経験の近い人がいた、採用が止まった、ということは普通に起きます。
② 10社まで待つと、時間と応募先を消費しすぎる一度落ちた会社に、同じ職種で出し直すのは簡単ではありません。応募先は有限です。
5社という数字そのものより、「決めた数で立ち止まる」と先に決めておくことのほうが大事です。

書類で落ちている理由は、だいたい3つ


① 条件が合っていない
応募要件に「実務経験3年以上」とあるのに未経験で出している、など。これは書き方では変わりません。 応募先の選び方を変える必要があります。
まず求人票の必須条件を、自分の経歴と突き合わせてください。ここが原因の場合、書類をいくら直しても通りません。
② 読む人に伝わっていない
経験はあるのに、書類から読み取れない状態です。よくあるのは、
・担当業務の羅列だけで、何を判断したかが書かれていない・会社の説明が長く、本人が何をしたか分からない・応募職種と関係のある経験が、下のほうに埋もれている
ここが原因なら、書き方で変わります。
③ 経歴に説明が必要な部分がある
短期離職、空白期間、転職回数。書類だけでは説明できないため、書類段階で止まりやすくなります。
この場合、書類で全部を説明しようとするより、面接に進む確率を上げる他の要素を強くするほうが現実的です。

見直す順番


① 応募先の条件を確認する(①の切り分け)
必須条件を満たしていない応募が半分以上なら、書類ではなく応募先の問題です。
② 1枚目の上半分を見る
読む側は上から見ます。直近の業務と、応募職種に関係する経験が上半分にあるか確認してください。下にあるなら、順番を入れ替えるだけで変わることがあります。
③ 「担当しました」を数える
担当業務の羅列ばかりになっていないか。自分が判断したことが1つも書かれていなければ、そこを足します。
④ 第三者に読んでもらう
自分で書いたものは、書いていないことまで読めてしまいます。他人が読んで業務が想像できるかが基準です。

数を増やしていい場合


見直した後なら、数は意味を持ちます。
書類を直して、5社出して1社でも通るようになったら、その書類で数を増やして構いません。通過率が分かっていれば、必要な応募数も計算できます。
逆に、直しても0のままなら、応募先の層を変えるほうが早いです。

やりがちな失敗


毎回少しずつ直す
1社ごとに手を入れると、何が効いたか分かりません。5社は同じ書類で出し、まとめて直すほうが判断できます。
応募を止めてしまう
書き直しに時間をかけすぎて、1か月応募していない、という状態もよく見ます。完璧にしてから出すより、出しながら直すほうが進みます。
落ちた理由を聞かない
エージェント経由なら、不採用の理由を確認できることがあります。 直接応募では難しいので、ここは使えるなら使ったほうがいいところです。
書類が原因なのか、応募先の選び方が原因なのかは、見比べると判断しやすくなります。書いたものを第三者に読んでもらうのが近道です。

まとめ


・同じ書類で数を増やすと、同じ結果が増える・目安は5社。数字そのものより「決めた数で立ち止まる」ことが大事・落ちる理由は①条件が合っていない ②伝わっていない ③説明が必要な経歴・①なら書き方では変わらない。応募先の選び方を変える・見直すのは条件の確認 → 1枚目の上半分 → 「担当しました」の数 → 第三者に読んでもらう・完璧にしてから出すより、出しながら直す


疑問が残った箇所があれば、個別にご相談ください。
「未経験からIT業界への応募書類を添削します」 では、書類を箇所ごとにコメントし、全体講評と修正後の再確認2回までをお受けしています。「日系から外資ITへの初めての転職相談に乗ります」 では、外資系を目指す場合の進め方をお話ししています。
※求人のご紹介や、企業へのご推薦は行っておりません(有料職業紹介の許可がないため)。ご相談・助言・キャリア設計・書類の方向性までが対応範囲です。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す