占いが嫌いな人の気持ちが理解できます【占いの現実的な活用法】

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占い
占いのご相談に来られる方の多くは、占いが好き、または特に好きでもないけれど興味があるから試してみたい、という方が多いです。

逆に占いなんて、バカげているし全く信じないという方もいらっしゃいます。

占いには、科学的な根拠がありませんし、統計データも活用しません。

そのため、占いよりも、自分の頭で問題を把握し、計画を立てることこそが、問題解決の王道だと思われるのでしょう。

私も占いの世界から離れていた時期があり、その頃は現実的な対処法(科学的な根拠や論理思考をベースとした解決策)を非常に重視していました。

もともと、スピリチュアル的な用語があまり好きではなく、天使とかハイヤーセルフという言葉は今もあまり使いません。

私にとっては、それらの言葉は抽象的すぎて問題を余計にややこしくしているように感じるからです。

抽象的な事柄を処理することは、脳にとって負担です。

そこにはイメージ的な概念、論理的な体系をひもときながら、最終的に頭で理解することが必要となります。

つまり最後まで、左脳をフル回転させているのですね。

イメージ的な概念(天使やハイヤーセルフなど)は右脳(直感)系からきていると感じがちですが、

実際には、脳が変性意識状態で作り上げた「錯覚」を現実世界と同じように解釈しています。

つまり、視覚や五感にたよった受け身的な行為なのです。

論理的な解決策も同じく、科学的根拠や前例、統計データという表面化した現実を解釈して真実を決める行為です。

もちろん、それらが悪いということではありませんし、そういう見方を重視することも役に立つと思います。

ただ私は、イメージの世界や現象化した世界だけに偏ってしまうとが嫌いなのです。

統計データや科学的根拠を絶対的なものとして信じる人も多いですが、前提の条件が不変でない限り、論理は破綻します。

※数式などの不変なものを除いて。

10年前にこれが良し!とされてきた科学的なエビデンスが反証されて、今では真逆に変わっていることもよくありますよね。

そのように、前提が不安定なものを絶対視してしまうと、変化に対応することが難しくなってきます。

だから科学的な根拠や統計データだけに頼るのは、怖いのです。

さらにスピリチュアルな概念(天使やハイヤーセルフ、守護霊など)も、再現性のあるものではありませんし、

誰かが作りあげた概念の世界でしかない可能性もあります。

そういった曖昧で不安定なものを頼ってしまうと、常に外側や内側の動きを察知し、バランスをとるために奔走する人生になります。

目と心で見えるもの、映像化された世界に絶対的な決定権や影響力があるため、

私たち人間の立場では、迫ってくる問題にひたすら対処するしかないのです。


私はある頃、そのパターンに気づき、疲れてしまいました。

これは一生続く、不毛なゲームだ、と。


外側や内側だけを頼って、日々警戒心と不安におびえるよりも、
両方の世界からバランスの取れた見方ができる能力が欲しい。

そう感じたのです。

それが私にとってタロットや数秘術の占いでした。


タロットカードは理屈では説明できない、不思議なものです。

以前に同じ悩みで引いたカードを次の時に引くと、また同じカードが出ていたり(タロットカードは78枚もあるので、かなり低い確率です)

相手のことを占っていた時に、丁度その相手から連絡がきて、

今後は相手の悩みを占うと、ご本人の位置についさっき占ったカードと同じカードが出たりします。

占いのご相談者様からも、

「シャルムさんにタロットで占って頂いた後、自分でもタロットを展開してみたのですが、ほとんど同じ並びになりました、とても不思議です。」

とお伝え頂くこともあります。

つまり、偶然だけど、偶然とは思えない一致によって、私たちを導いてくれる存在が占いです。

それをただの偶然と切り捨てるか、ヒントとして参考にしようと利用するか?

で占いを利用するメリットが違ってきます。

占いの結果に、人生を決定されるのではありません。


占いのアドバイスを普段の生活の視点では見通せない盲点として、受け止めて、活用していく。

それがバランスの取れた現実への対処法なのではないか?

私はそう感じています。















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