【講師歴12年の現役家庭教師が教える】テスト勉強のコツ

【講師歴12年の現役家庭教師が教える】テスト勉強のコツ

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こんにちは!プロ家庭教師の菊地凪桜です。

私は大手学習塾で講師として勤務した後、オンライン塾を開業し、現在はオンラインを中心に小学生・中学生を指導する家庭教師として活動しています。

このブログでは、生徒さんや保護者の皆さまからよくいただくご質問や、ご家庭で役立つ勉強のコツを少しずつ発信していきます。

第1回のテーマは、ご相談いただく機会が特に多い「テスト勉強のコツ」

「頑張っているのに点数が伸びない…」
「何から始めればいいのかわからない…」

そんなお悩みを持つご家庭の参考になれば嬉しいです。


「なんとなく全部」よりも「深い理解を一つずつ」

テスト範囲すべての問題をサーッと解いて、「勉強した!」という気になっていませんか?

学校や塾から課題として出されたワークを解く。丸つけをする。わからなかった問題の答えを赤ペンで書く。

もちろん、この作業も大切です。
でも、これだけではなかなか点数アップにはつながりません。なぜなら、知識がほとんど増えていないからです。赤ペンで書き写しただけの知識は、大抵の場合はすぐに記憶から抜けてしまいます。

テスト勉強において、「ワークの問題を解く」こと自体は本来の勉強ではありません。
私は、それはあくまで「勉強の準備」だと考えています。

ワークを解いて、自分が解けない問題を知る。
ここからが本当の勉強の始まりです。

数学であれば、間違えた問題の解説を見たり、先生に質問したりして、まずは解き方をしっかり理解しましょう。
もし解説を見ても分からなければ、その問題のレベルよりもっと基本の部分でつまずいている可能性があります。そんな時には教科書や参考書に戻って、基本的な部分までさかのぼって理解することも大切です。
遠回りのように思えますが、こういった「深い理解」の積み重ねで点数は伸びていきます。根気強く頑張りましょう!

「理解できた!」と思ったら、今度は答えを見ずに自力で解いてみましょう。
人に教えるつもりで口に出して説明してみるのもおすすめです。
途中で詰まってしまったら、理解が不十分ということ。もう一度つまずいた箇所に戻って学習。そしてまたチャレンジ。
勉強はこの繰り返しと言っても過言ではありません。

この「できないことを、できるようにする」ことこそが勉強の本質
そして、これは1問だけでも意外と時間と体力を使います。

もちろん人によりますが、テスト範囲すべてをこのレベルで勉強しようとすると、かなりの時間が必要になることもあります。

だからこそ、「テスト範囲を終わらせること」ではなく、「深く理解した単元を一つでも多く持つこと」を目標に勉強を進めてみてください。

9割以上の得点を目指す生徒さんは、ぜひ全単元の苦手を洗い出し、一つひとつ理解するための勉強をしてみてください。ワークであれば、全部のページの解き直しで満点が取れるレベルを目指しましょう。

さらに上の満点を目指すなら、他の教材や過去問も活用して、知識に抜けがないかチェックするのもおすすめです。


学校や塾の課題に追われている方へ


ここまで読んで、
「そんなにじっくり勉強する時間なんてない!」
と思った方もいるかもしれません。

学校や塾の課題に追われていると、現実的には苦手を一つずつ潰す時間を確保するのが難しいこともありますよね。

でも安心してください。

学校や塾の先生も、意地悪をしたくて課題を出しているわけではありません。

「少なくともテスト範囲を一周くらいは解いておいてね」
そんな意図で課題を出していることがほとんどです。

もし課題が終わっていない状態で「じっくり苦手潰しなんてできない!」という場合は、まずは課題を終わらせてしまいましょう。

わかる問題だけをサッと解いて、丸つけをする。

ここでは「しっかり理解するための勉強」ではなく、「わかる問題と、わからない問題を振り分ける作業」くらいに考えて大丈夫です。

未消化の課題がなくなるだけでも、気持ちはずいぶん楽になります。

実は私も、未消化のタスクが気になってしょうがないタイプです(笑)。
学生時代は、課題が出される前にワークを終わらせてしまって、テスト期間は本当に必要な勉強だけをするようにしていました。

ただ一つ注意点があります。

学校のワークに直接書き込んでしまうと、「解き直しができない問題」が出てきてしまいます。
付箋で隠して解き直すこともできますが、手間が多いので、個人的にはあらかじめ書き込みをしていない状態のワークをコピーしておくのがおすすめです。

課題を終わらせた後は、コピーした問題を使ってじっくり苦手と向き合う。

そうすると、「課題を終わらせること」と「理解を深めること」の両方ができるようになります。

一方で、課題の重圧をあまり感じないお子さんであれば、こんな方法もおすすめです。
まずはそれぞれのページの問題をノートに解き、一問一問しっかり理解する。
そして最後に、自分への「確認テスト」のつもりでワークに直接解く。
そんな進め方でもいいかもしれませんね^^

大切なのは、「ワークを終わらせること」ではなく、「ワークの内容をしっかり理解できているか」。

お子さんの性格や学校・塾の課題量に合わせて、自分に合った方法を選んでみてください。

塾や学校の課題は「少なくともこの範囲の問題を一度は解いてね。出来れば、自力で解けるくらいしっかり理解してね」というメッセージとして受け取ってもらえたらと思います。

そして、宿題自体は作業でも構いませんが、やりっぱなしは厳禁。苦手を見つけたら、しっかり理解に繋げる学習をしましょう。

私もよく生徒さんに「間違えたら、苦手を見つけられてラッキー!と思えばいいよ。今理解したらテストでは解けるからね!」と声をかけています。


テストで結果が出せる子の共通点

実際に現場で見ていて感じるのは、テストで結果を出せる生徒さんほど、宿題の取り組み方がとても丁寧だということです。

しっかり丸つけをしている。
間違えた問題は解き直しをしている。
途中式もきちんと書いている。
それでもわからなかった問題には印をつけて、「次の授業で質問しよう」と準備ができている。

そんなプリントを見ると、私も「頑張っているなぁ」と嬉しくなります。

宿題は提出するためだけのものではありません。
自分の苦手を知り、理解を深めるための大切な教材です。
ぜひ、一枚一枚を丁寧に取り組んでみてください。

そして、小学生の生徒さんであれば、自力でこのレベルの学習を進めるのは難しいこともあります。

ぜひ、お家の方には一緒に丸つけをしたり、「どこが難しかった?」「今日はどんなことが分かった?」と声をかけたりしていただけたら嬉しいです。

そして、「宿題をやったこと」ではなく、「丁寧に取り組めたこと」をぜひ褒めてあげてください^^

「途中式をしっかり書けたね。」
「分からなかった問題を質問できるように印をつけて偉いね。」
「解き直しまで頑張れたね。」

そんな過程を認めてもらえると、お子さんは「丁寧に勉強すること」に価値を感じられるようになります。


いかがでしたでしょうか。
少しでもテスト勉強のヒントになれば嬉しいです^^

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