【細野版】自分のセンスを言葉に変える7ステップのSTEP1

【細野版】自分のセンスを言葉に変える7ステップのSTEP1

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ビジネス・マーケティング

なんとなく作るを卒業して、修正が減り、単価も上がる。フリーランスのための言語化レッスン

自分の考えを言葉にするのが苦手、打ち合わせでうまく説明できず、あとから、ああ言えばよかったと落ち込む。そんな経験はありませんか?

フリーランスには、会社員のように代わりに説明してくれる上司や営業担当がいません。どんなに丁寧に作ったものでも、その価値を伝えられるのは自分だけです。だからこそ、言語化力は、あったら便利なスキルではなく、自分の仕事と収入を守るための大切な力になります。

言葉にできるようになると、変わることがたくさんあります。クライアントとのすれ違いが減り、修正のやりとりに追われる時間が少なくなります。この人に任せれば安心と思ってもらえて、指名や継続のお仕事が増えます。そして、自分の仕事の価値を自信を持って説明できるので、単価の相談もしやすくなります。

実は私自身も、コンサルタントになりたての頃は、思っていることをうまく言葉にできずに悩んでいました。そんな私に先輩がくり返し教えてくれたのが、なぜ?を3回問いかけて、感じたことを少しずつ言葉に置き換えていく、というシンプルな方法です。手順さえ知って、くり返し練習すれば、必ずできるようになるから。何度も、それこそ、しつこいくらいに言われ続けました。今思えば、その言葉に何度も背中を押してもらっていたのだと思います。

ここでは、言語化が苦手な人でも無理なく進められるよう、7つのステップに分けて紹介します。1つずつ、自分のペースでやってみてください。一通り終えるころには、あなたのセンスを伝わる言葉に変える道筋が、きっと見えているはずです。

はじめに:センスはあるのに、なぜ報われないの?

一生懸命つくったのに、なんかイメージと違うと言われた、修正が何往復も続いて、気づけば時給換算がとんでもなく低い、値上げしたいけど、言い出せない。フリーランスとして働いていると、こんなモヤモヤを抱えることがありますよね。

実はこれ、スキルやセンスが足りないせいではありません。多くの場合、原因は、なぜそう作ったのかをクライアントに言葉で伝えきれていないことにあります。

感覚だけで説明すると、流行っているから、いい感じに見えたからという答えになりがちです。すると相手も感覚で返してくるので、好みのぶつけ合いになり、修正が終わりません。見積りも、何時間かかったかで見られてしまい、値下げ交渉に巻き込まれやすくなります。

一方で、この色はターゲットのこんな気持ちに合わせて選びましたと理由を伝えられる人は、提案がすっと通ります。修正は最小限で済み、課題を解決してくれる人として指名され、単価も自然と上がっていきます。

ここでは、その言語化力を7つのステップに分けて紹介します。日数にしばられず、自分のペースで一段ずつ進めてください。1つのステップが自然にできるようになったら、次へ進む。それで十分です。

全体の流れはこんな感じです。

自分の考えをはっきりさせる(STEP1・2)
お客様と市場の目線を持つ(STEP3・4)
価値を伝える提案をつくる(STEP5・6)
振り返って、習慣にする(STEP7)

STEP1:なぜ?を3回くり返して、理由を掘り下げる

最初のステップは、自分が無意識に選んでいることに気づくことです。なぜその色にしたのか、なぜその言葉を使ったのか。理由を3段階まで掘り下げると、作業をこなす人から意図を語れるクリエイターに変わります。

たとえば、Webデザインでゴシック体を選んだ場面で考えてみましょう。
1回目 なぜこのフォントにしたの?
読みやすくて、スマホでも見やすいから。(これは機能の話)
2回目 なぜスマホで読みやすいことが大事なの? 
移動中のユーザーが、パッと情報をつかめるようにするため。(これは使う人の状況の話)
3回目 なぜパッとつかめることが大事なの?
最初の3秒で離脱されるのを防いで、申込み率(CVR)を上げるため。(これはクライアントの売上の話)
1回目で止めると、ただの機能説明で終わってしまいます。3回目まで掘ると、クライアントの利益につながる理由になります。ここが大きな違いです。

やってみよう

最近の仕事から1つ選び、自分の選択になぜ?を3回ぶつけてみてください。
3回目の答えが売上・集客・信頼などクライアントの成果に届いたら合格です。

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